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川内原発の審査書案 16日に取りまとめへ7月14日 20時06分
原子力発電所の再稼働の前提となる安全審査が優先的に進められている鹿児島県の川内原発について、原子力規制委員会は、新しい規制基準に適合していることを示す「審査書」の案を16日にとりまとめる見通しです。
原子力規制委員会は、川内原発1号機と2号機について、九州電力の安全対策が新しい規制基準に適合していることを示す「審査書」の案を早ければ今月9日にも定例の会合で示す予定でしたが、内容の精査などに時間がかかったため延期していました。
その後、規制委員会では、400ページ以上にのぼる「審査書」の案が出来上がるめどが立ったとして、16日の定例会合で提示し、とりまとめる見通しです。
「審査書」の案は、事実上、審査に合格したことを示すもので、その後、一般からの意見募集がおよそ1か月行われ、正式な「審査書」が完成するのは来月中旬以降になるとみられます。
そのあとも自治体の同意や規制委員会による機器や体制を確認する検査などの手続きがあり、九州電力が目指す川内原発の再稼働は9月以降になる見通しです。
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