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【大リーグ】

松坂、6イニング4失点で4勝目お預け 球宴明けから中継ぎ起用?

2014年7月14日 紙面から

◇メッツ5−4マーリンズ

 メッツの松坂大輔投手(33)は12日、地元でのマーリンズ戦で6イニングを4安打4失点、4四球(1敬遠含む)で6月10日以来となる白星(今季4勝目)はお預けとなった。メジャー自己最多タイ、4度目の10三振を奪う一方、味方打線が試合を振り出しに戻した直後に勝ち越しを許すなど、追撃ムードに水を差し、時事電などによると、本人も「走者を出してから粘れなかった」と反省しきりだった。

 5回まではまずまずの内容だった。最速93マイル(約150キロ)のツーシームとスライダーを軸に力投し、2失点。だが、同点で迎えた6回に踏ん張りきれなかった。マギーを四球で歩かせると、ジョーンズらに連続適時二塁打を浴びた。痛打されたボールはいずれも甘く、松坂も「投げミス」と唇をかんだ。

 前半戦最後の登板。けがで離脱中の先発左腕ニースが球宴後にも戦列復帰見込みの中、先発ローテ残留にはアピールが必要だったが、及第点にはほど遠い内容。コリンズ監督も「チームにいてくれてラッキーだ」とここまでのチームへの貢献度の高さを評価しつつ、「どんな役割もこなしてくれる」。後半戦での先発起用を明言せず、登板17試合で防御率2・22と安定感があった救援起用に含みを持たせた。

 前半戦を「(マイナー暮らしだった)去年の今ごろを考えれば、少しはましじゃないかと思う」と総括した松坂。ぜいたくは言っていられない。与えられた働き場所で腕を振り続ける。

 

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