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英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【大リーグ】岩隈、あと1人でメジャー初完封逃すも8勝目 8イニング2/3を2失点2014年7月14日 紙面から ◇マリナーズ6−2アスレチックス【シアトル秋野未知】地元ファンに2つのプレゼントを贈り、前半戦を締めた。マリナーズの岩隈久志投手(33)は12日(日本時間13日)、地元でのアスレチックス戦に先発し、メジャー自己最長の8イニング2/3を5安打2失点、無四球の8奪三振。メジャー初完封こそならなかったが、8勝目(4敗)を挙げ、初めて自身のボブルヘッドドール(首振り人形)が先着2万人に配布された日に本拠地ファンを熱狂させた。チームも6−2でメジャー最高勝率のア軍に2連勝し、ポストシーズン(PS)進出圏内のワイルドカード2位を守った。 メジャー初完封こそ“あと1人”で逃したが、十分に魅せた。 6−0の9回2死一塁。モスへの初球、92マイル(約148キロ)直球は無情にも右中間席へはじき返された。ここで交代を告げられた岩隈は苦笑しながらベンチに向かったが、詰め掛けた3万9204人の地元ファンは総立ちの拍手でたたえた。 直後の試合終了で勝利のハイタッチをナインと交わす時は苦笑も満面の笑みに変わり、「初完封? なかなかできないもんですね。やっぱり悔やまれるけど、いいバッターなんで仕方ない」。そう話す顔に充実感がにじんだ。 メジャー3年目で初めて自身の首振り人形がファンに配布された日だっただけに、好投もより輝いた。「感謝の気持ちでいっぱい。すごくたくさんのお客さんが見に来てくれて応援してくれて、しかも、たまたま自分のボブルヘッド人形の日に当たった」と岩隈。球団地元紙タコマトリビューン(電子版)も「イワクマは球団のマーケティングと販促を理解している」とタイムリーな白星を報じた。 前半戦フィニッシュという意味でも、大きな1勝だった。「しっかり(前半戦を)締めたいという気持ちと、後半につなげる意味でもしっかり投げたいと思っている中で、本当にいいピッチングができた」。今季チーム最長の連続無失点こそ20イニングで途絶えたが、ここ3戦は3勝、防御率1・25で、25奪三振に対して0与四球。今季の奪三振/与四球率10・00は両リーグ通じてトップだ。 メジャー屈指の制球が、この日も生きた。今季メジャー最多359四球を選んでいるア軍は、最初は待球作戦に出たが、2回までに5三振を喫すると、慌てて早打ちに変更。シンカーとスプリットを中心に低めに集める岩隈の術中にはまった。完封の夢を砕いたモスも「いつも高いレベルで安定している。ストライクも多いが、ストライクに見える球も多く、しかも高低を使う。やっかいな投手だよ」と敬意を表した。 あと1試合を残し、前半戦51勝はマ軍史上4番目に多い勝ち星。開幕前の低い下馬評を覆し、13年ぶりのPS進出へと猛進している。「チームもいい状態なので、優勝争いに食い込んでいけるよう頑張りたい」と岩隈。“キング”こと、ヘルナンデスとのダブルエースで、後半戦も台風の目となる。 PR情報
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