12日に「はてブオフ会」に参加してきた。
所用の関係で13日は終日別件で東京に滞在、深夜24時近くにようやく新潟の自宅へと帰着した。
これから、そのオフ会の感想なども絡めつつ、複数のエントリを立てようと思う。
恐らく最も遅い、そして無駄に長い「オフ会報告と感想」になるのだろう。なお、私は現時点において、他の方が書かれたオフ会の感想をほとんど読んでいない。一部『楽しかった』という文字情報が飛び込んでいるものの、それらの情報を深追いしている訳でも無い。その点はご容赦頂きたい。
そもそも今回のオフ会参加に関して、私はいくつかの目的を持っていた。
その中の一つが「『はてブとは何なのか? そしてそこに集う人々は何者なのか?」を自分の肌感覚で知り、真相を見極める事だった。
今までインターネット上の「はてブ」でのやりとりは散々見て来た。しかしそこでブコメという文字情報を書き込んでいるのは「生身の人間」が大半だ。生身の人間を知らずして、真相を知る事はできないと考えていた。オンライン参加でそれを確認するという方法もある。しかしそれは「小さな小窓から覗いた断片」でしか無い。その小窓の外のある「見えない何か」が実は真の姿に最も近い部分で有り、一番重要なのだ。だからこそ私は直接参加にこだわった。
なぜそこまで「真相を見極める事」にこだわるのか、これについては別の事情がある訳だが、それは別稿にて触れる事とする。
id:netcraft 斉藤氏がはてブオフの企画をぶち上げて際、そこに対して多数の声が上がったわけだが、嘲笑・否定の人は少なかった様にも見えた。そこから垣間見えた「人恋しさ」そして「戸惑い」は、「手斧を振り回すモヒカン族」とはほど遠い小市民の姿だ。
一方、嘲笑・否定サイドの人のブコメは「手斧」たり得たのか? 残念ながらそれは「手斧」にしては余りに殺傷力が無さ過ぎた。せいぜいペーパーナイフが関の山だろう。
私はオフに参加した。そしてスタッフの役を担った。
入場時の受付担当、しかも「安全確保のための手荷物検査」という役を担った。
大半の入場者の皆様の手荷物をチェックするという役目。会が安全に開催できるよう「武器や危険物の持込が無いか」をチェックする役割を担っていた。その背景にはこのような犯行予告が行われていた事情もある。
場合によっては真っ先に私が手斧で額を割られるかも知れない、大変危険な役目だ。
頭を下げながら皆様にご協力頂いた。心から感謝申し上げたい。
幸いにも、本格的な武器をお持ち込みの方はいらっしゃらなかったようだ。本当にありがたい事である。
直接お会いした皆様は、誰もが「近所にいる普通の人」だ。モヒカンなど幻想でしか無い。心の内に何か秘めていそうな人も見受けられたが、それは残念ながら手斧では無かったようだ。
オフ会が楽しかったかって?
まあ、上出来では無いだろうか?
物事に「完璧な成功」など有り得ない。至らぬ点は必ずあるもの。実際小さなトラブルはいくつかあった。それは今後にむけての反省材料でもある。
何らかの形で参加された皆様、そして生暖かく見守って頂いた皆様には、心から感謝申し上げたい。
そして今回の目的の一つだった「『はてブとは何なのか? そしてそこに集う人々は何者なのか?」について、私がライブで体感した結論をまとめたい。