「ベネッセの顧客情報をジャストシステムに販売していた都内の名簿業者『文献社』のお得意先はベネッセでした。つまり、ベネッセも『文献社』から大量の個人情報を買っていた疑惑があると指摘されているのです」(経済ジャーナリスト)
ベネッセ自身が個人情報を購入しておきながら、“被害者”のような顔をしているとすれば言語道断だ。
「ベネッセの管理体制に大きな問題があったのは間違いない。少なくとも流出経路や問題点について、きちんと説明するべきでしょう」(紀藤弁護士)
原田会長は株主より先に流出の被害を受けた「子を持つ親」と向き合うべきだ。