MY STANDARD

モノ×ファッション×ライフスタイル

三千世界

業務の一環で無数のブログを見てきた(一時期にしろ、多分日本で1番はてなブログを読んでいた)。
いつかしか“業務”であることを忘れて、素敵なブログ面白いブログ役立つブログの“ファン”になってしまった。
そんなブログを書いている人達がこの世界にいること自体が面白くって素敵だなぁと満員電車や繁華街の群衆を見ては物思いにふけるセンチメンタルな私は物理的にも精神的にも人一人が生で魂を通わせて出会える人間って数が限られてるだろうだなんて考えるクールでニヒルな野郎であるが、素敵なブログが刹那的な“拡散”ではなく、心のどこかに薄ら染みるくらいの“共有”があっても良いなと矛盾した気持ちも抱えてた。
だって会った事もなければ生来も詳しく知らない小説家や映画俳優の一節やワンシーンが私たちを支えていることだってあるでしょう?

閑話休題

一方で群衆の中には批評とは呼び難い罵詈雑言が飛び交っている事も知ってしまった。
お爺ちゃんやお婆ちゃん、お父さんやお母さん、先生に教えてもらった人としての当たり前はどうやらそこには無いようだった。
1ファンになってしまった私はそんな罵詈雑言に押しつぶされ葛藤し今にも泣きそうになってるかもしれない人達がいることも感じて、やるせない気持ちに陥る(なんなのこのエヴァンゲリオン)。
クールでニヒルな筈の私は『これが世界だよ』だと言えば良い。
そう言えば良いのだけれど、もうファンになっちゃってるから、そうは言えないんだよね。

だから、こう言う。最後に。
私は私が購読したり☆を付けたりしているブログのファンです。これからもファンであり続けます、きっと。
(こっから下に超偉そうな事書こうと思ったけど止めておきます)。

これが最後のエントリー。ありがとうございました。