Googleが、国内向けにChromebookおよびChrome管理コンソールの提供を開始しました。Chromebookは、企業や、教育機関などいわゆる"法人向け"に提供されるもので、個人向けの販売は予定されていません。
端末は、Acer、ASUS、Dell、HP、東芝の5社から提供される予定で、Acerが7月、ASUSが8月、HPが9月、DELLと東芝は近日各社より発表するとのこと。販売価格については触られていませんが、米国では200〜300ドルで提供されいます。また、各社がどの機種を国内で提供するかについても触られていません。

Chromebookは、Chrome OSを採用するノートパソコン型のデバイス。一般的な汎用OSより「安全、高速、快適」な利用環境を実現するコンピューティングと謳っており、ウェブアプリケーションによる最適化が特徴。

Chromebok

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Googleは、ChromebookおよびChrome管理コンソールの提供について発表会を開催。発表会場では、AcerのC720、ASUSのC200、C300が参考展示されていました(この実機が発売されるわけではなく、あくまで参考展示とのこと)。いずれもインテルのHaswell世代と呼ばれるCeleronを搭載したChromebook。

AcerのC720の主な仕様は、11.6型 1366 x 768 解像度、Celeron 2955U(2コア2スレ、1.4GHz)、2GB RAM、16GB SSD、802.11 a/b/g/n/、Bluetooth 4.0、バッテリー 8.5時間、1.25kg。価格は米国で199ドル。

ASUSのC200、C300の主な仕様は共通で、1366 x 768 解像度、Celeron N2830 プロセッサ(2コア2スレ、最高2.41GHz)、2GB RAM、16GB 内蔵ストレージ、802.11 a/b/g/n/ac WiFi (デュアルバンド対応)、Bluetooth 4.0、バッテリー 11時間。

本体サイズはC200 が11型で、重量が1.125kg。C300 が13型で、重量は1.395kg。価格は米国で244.99ドルから。




発表会を開催の様子は追ってレポートします。(更新中)

発表会では、Chromeチームのシニア エンジニアリング マネージャーの及川卓也氏が登壇し、「本日よりChromebookを企業向けおよび、教育機関向けに提供開始すること」を発表。合わせて端末を提供するメーカーの紹介をしました。


また、ChromeOSの基板になっているChrome ブラウザーについて改めておさらいをした後に、Chrome OSについて説明。Chrome OSは、インターネット上のウェブアプリケーションの利用に最適化されたOSであり、一般的な汎用OSでは実現できていなかった「Simple、Speed、Security」の3つのSを取り入れたOSであることを話しました。



ライフライン、ワークスタイルを支える存在、
ブラウザだけでなくオペレーティングシステム、デバイスを開発しなおした。

Chromeブラウザ
ウェブブラウザーを支える機関のブラザー
・シンプル
・スピード
・セキュリティ


Chromebookとは
・スピード
・シンプル
・セキュリティ

開発のコンセプトは「Chrome」と同様で
汎用OSではじつげんできていなかった3つのSを取り入れた

例えばスピード

「あたかも文房具のように使っていただきたい」と考えている。
ノートとペンですぐに書き込むのは時間がかからない。ただ、電源の落ちたノートPCでメモをやろうと思うと秒単位どころか分単位で待つことがある。Chromebookなら10秒以内でGmailで完了する
それだけのスピードをハードウェアから最適化

シンプル
「ユーザーの方はウェブのアプリケーションを使うということ以外、
ほかのアプリケーションに触れる必要はない」
速報:Google、Chromebookを国内発表。法人向けに7月から販売。東芝含む5社が提供

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