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事件
【ベネッセ情報流出】苦情殺到、5万件 全データベースを調査
2014.7.14 07:39
通信教育大手ベネッセコーポレーションの顧客情報流出問題で、同社は14日までに、確認されている約760万件の顧客名簿以外に流出した情報がないか、全てのデータベースの調査に乗り出した。問題発覚後、同社には12日までに5万件を超える問い合わせや苦情が殺到。通信教育の会員や元会員の情報のほか、イベントなどで集めた個人情報に基づくデータベースを重点的に調べる。同社は、流出が確認されたのは「進研ゼミ」など通信教育を受けていた人の情報が入っていたデータベースからだけと説明している。
同社はほかにも、全国の動物園やイベント会場で実施したスタンプラリーのアンケートで参加者に記入してもらった住所や氏名などの情報も収集、データベース化している。新たにこれも調査し、外部のセキュリティー会社も加え、アクセス記録などを確認する。
同社は複数のデータベースに保管している個人情報の総数は明らかにしていないが、流出は最大で約2070万件に上る可能性があるとしている。
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