ローマ法王:祈りの集い「戦闘停止し平和追求する努力を」

毎日新聞 2014年07月14日 09時36分

 【ローマ福島良典】イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム原理主義組織ハマスの衝突激化を受け、フランシスコ・ローマ法王は13日、バチカン・サンピエトロ広場で開いた日曜恒例の祈りの集いで「あらゆる戦闘を停止し、平和を追求する努力を惜しまないように求める」と、双方に停戦を呼びかけた。

 法王は6月8日、バチカンにイスラエルのペレス大統領とパレスチナ自治政府のアッバス議長を招いて平和祈願の会合を開いた。法王は集いの中で「会合は無駄だったと考える人がいるかもしれないが、それは違う。祈願は『暴力と憎悪』が『対話と和解』を上回らないようにしてくれる」と強調した。

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