ドイツ-アルゼンチン 延長後半、決勝ゴールを決めるドイツのゲッツェ(中央)=リオデジャネイロ(共同)【拡大】
後半、先にチャンスを掴んだのはアルゼンチン。後半2分、スルーパスで左サイドを抜け出したメッシがGKとの1対1を作ったが、シュートは枠を外れた。ドイツは同14分、ラームの右クロスをクローゼが頭で合わせたが、GKにキャッチされた。同30分には右サイドでパスを受けたメッシがドリブルでエリア正面に切り込みシュートを放ったが、枠を外した。その後も両チームともに決定機を作ったが、得点を挙げられず延長戦へ突入した。
試合が動いたのは延長後半8分、シュルレの左サイドのクロスを途中出場のゲッツェが胸トラップから左足でボレーを放ち先制点を挙げた。これが決勝ゴールとなりドイツがアルゼンチンを下し、南米開催で欧州勢が初の優勝を成し遂げた。