ドイツ、ゲッツェが決勝ゴール
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 サッカーの第20回ワールドカップ(W杯)ブラジル大会最終日は13日(日本時間14日)、リオデジャネイロのマラカナン競技場で決勝があり、ドイツが延長戦の末、1―0でアルゼンチンに勝ち、1990年のイタリア大会以来、6大会ぶり4度目の優勝を決めた。優勝4度はブラジルの5度に次いで、イタリアと並び歴代2位。南米で開催された大会を欧州勢が制したのは初めて。

 ドイツは0―0のまま迎えた延長後半8分、途中出場のFWゲッツェが決勝点を挙げた。

 ドイツとアルゼンチンが決勝で対戦するのは、ドイツが西ドイツ時代の1986年、90年に続き史上最多となる3度目だった。攻守がめまぐるしく切り替わり、両チームとも何度も決定機をつくったが、前後半を終えて無得点。2006年ドイツ大会のイタリア―フランス、10年南アフリカ大会のスペイン―オランダに続き、決勝は3大会連続の延長戦となり、欧州勢が大会3連覇を果たした。

 大会MVPにはアルゼンチンのメッシが選ばれ、得点王は6点を挙げたコロンビアのロドリゲスが輝いた。