何となくすれ違ってそうな部分が見えてきたので、さくっとまとめてみた。
大体相手を自分が属している文化基準で計るので、根本的に勘違いしてしまってそうな系統。
もともとオスは、性による遺伝子配合をするために生まれた性であるためか、いかに多くのメスと交尾できるか、その座をかけてオス同士で戦いあい一位のボスを決める文化。
基本的に男子文化は、マウンティング合戦、互いに上下関係を作りたがり、集団でまとまって外敵と戦うこともあれば、互いが互いを蹴落しあって女性全体からの「モテる」の座の獲得を狙うこともある。
もともと人間が母系の生物なためか、母系集団の社会における「あるべき理想ルール」を維持しようとし続ける文化。
母を共有しない相手の集団には互いに馴染みにくく、敵対しがちなため母系集団を無視して作られる嫁姑は、ルールの違いをめぐってもめやすい。
とりあえず自身あるいは自身の集団に所属する女性の子供の品質を、自身の理想にかなう形に維持し続けたがる。
同じ集団に所属する、いわゆる姉妹に該当すると見込んだ相手が、自分の理想に叶う子孫作りをすることを要求し、自身も子供を作る場合は母系集団の理想に叶う子孫作りをする義務を負う。
1.イケメンは攻撃的で怖い。地味でやぼったい人は攻撃性が低く優しいはず。
これは女子文化だと、品質の高い女子が、品質の低い女子を攻撃して、態度を改めさせたり、追い出すことで集団の品質を上げようとするため、女子文化に多い傾向。
「彼にするなら、地味で優しい人が良いなぁ」っていうのは、大体それが男子にも当てはまると思ってしまっているせい。
実際は男子の場合は地味なオタク系の人の方が攻撃的な傾向が強い。
マウンティングを全方向に駆使して、勝ち上がらなければいけない状態に置かれているせいか。
性的にすでに優位にいる男は、優位に立つために攻撃して回る必要性がないため、大体こっちの方が温厚。
2.行きずりの異性と片っ端から寝る男の人は、きっと寂しがり屋で、一夜の愛を求めて回っている
んな綺麗なもんじゃないです。
女性の数が多ければ多いほど良い、いわゆる女をトロフィーと見て、数を多く集めたがっているだけです。
その視線は女性と言うよりは、同性へ向けて優位をアピールする方向に向いています。
女性の場合は、寝るのは恋愛感情を確かめるための、コミュニケーションの一種に過ぎませんが、男にとってはコレクション品なのです。
3.自分に対する愛があれば、彼が不特定多数の女性に手を出そうとすることはない。手を出したのは愛がなくなった証拠。
コレクションの一部に自分も、浮気あいても加わっているだけで、自分への愛がなくなったとは限らなかったりします。
ただ逆に言うと、自分ひとりだけしかいなくても、愛があるかどうかは別だったりします。
コレクションのひとつをとりあえず増やして、男性同士の世界で優位性を保つためのだけだったりする場合もあるわけです。
1.女同士の争いやいがみ合いは、男にモテる座を獲得するための闘争
性的にふしだらな女性を嫌う女性がいますが、これは取られるから、負けたからではなく、「ふしだらであることが、私の理想とする社会の品質を下げる。許せない」と考えているからです。
女性同士で仲が良いのは、若いうちは理想基準をお互いに満たしている、素敵な存在であると看做しているからで、年をとってくると全てが理想どおりに行かないと諦めがついて仲良く出来るようになるようです。
特定の男性に的を定めた場合、その人をとりあっていがみ合うケースはありますが、その場合も女性同士が男の取り合いで互いに、きちんと所属社会の暗黙の仁義を守るかどうかを重視します。仁義に反して取ることが許しがたいわけです。
2.女が男を選別するのは、自分が選ぶ余地があるほどモテることを同性にアピールするための自慢行為でありマウンティング
男性文化だとそもそも選別を厳しくする利点がないため、少しひねって解釈してしまいがちです。
実際は女性の場合は品質の低い異性とくっつくことが、集団の品質を下げてしまい、女性集団からも顰蹙を買うためです。
そもそも品質を下げるくらいなら、自分は子供を作らずに、集団の子育てをバックアップすることを選ぶこともあります。
直接的に子孫を残さなくても、母系集団が子供を残せればそれで良いわけです。
なので品質を低くするくらいなら、男と寝ない道を選ぶわけです。
女性の場合、欲しいのは男性そのものではなく、理想の愛であり自身の恋心を理想的な形で味わいたいという願望で恋愛することがままあります。
いわゆる恋に恋するわけです。
集団の品質を高めるためには理想の子供を作るための過程が必要であり、そのための理想となる恋愛像が先にあり、それを邪魔しない丁度良い釘として男性を探すわけです。
俗に言う女性にとって男性は、いわゆる愛をひっかけるための釘であり、品質のよい愛をひっかけるために、邪魔にならないよう変に尖っていない、無難な形をした釘が、俗に王子様と呼ばれるわけです。