春休みが明け、主人公・甲斐 優人（かい ゆうと）学園生活最後の年が始まった。
ところが新学期が始まった早々、住んでいる家を火事により失ってしまう。
父と母、家族3人で住める場所を探せるまでの一ヶ月ほどの間、優人は一人で生活しなくてはならなくなったのだ。
ではさて、具体的にどうしたらよいかとファミレスにて家族会議をしていると、学園で優人のクラス担任である佐万 桜子（さまん さくらこ）が偶然その場に居合わせ、自分が面倒を見ると提案する。
非常時で物入りも予想される優人の両親にとっては渡りに船の提案ではあるのだが、桜子の家は姉と妹との3人暮らしであり、そこに住まわせることには抵抗がある。
だが結局、桜子の熱意に若干押される形で、優人は桜子の家にご厄介になることになった。
優人がお世話になることになった佐万家には、学園の後輩でシスコン気味の三女・楓羅（かえら）と超絶美人で謎の多い長女・夏江（なつえ）が住んでおり、その隣家にはクラスメイトの田町 香里（たまち こおり）がいて、ちょくちょくと佐万家に顔を出しては、食事などを共にしていく。
そんな女性だらけの空間で暮らすことになった優人。
刺激的で、ちょっと困ってしまう……そんな新たな日常が始まった。
