アニメ「秘密結社鷹の爪」の絵柄がデザインされた染め抜きを披露する千代大龍=名古屋市東区の九重部屋宿舎で(七森祐也撮影)
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平幕の千代大龍(25)=九重=が12日、後援者から人気アニメ「秘密結社鷹の爪」のキャラクターを描いた染め抜きを贈呈された。アニメキャラの染め抜きは元小結千代天山のデビルマン以来だが、背面すべてにキャラが描かれたものは今回が初めて。一般的には約50万円といわれる染め抜きだが、後援者によると「販売するなら200万円から300万円」という。名古屋場所では昨年、金星を獲得した前途有望株。今年も要注目だ。
秘密結社鷹の爪は、アニメファンの間で絶大な人気を誇る脱力系コメディー。千代大龍は日体大時代に後輩から勧められて見始め「ふざけた感じが好き」とファンを公言する。「(世界征服を目指す鷹の爪団は)いつもライバルのデラックスファイターにデラックスボンバーでやられてしまうんですが、そうならないように」と活躍を誓う。
「遠藤がピンクの染め抜きなんで、目立つようにオレンジにしようと思った」という。ド派手な染め抜きは、初日からファンの視線をくぎづけにするに違いない。作者のFROGMANは「今だったらふなっしーとかくまモンとか。世の中もっと有名でかわいいキャラクターあるじゃないですか。(でも)力士と鷹の爪というシュールな組み合わせに何だか楽しいことになりそうと思いまして、お引き受けしました」と快諾。「とにかく目立つデザインでというお話だったので、キャラクターをドドーンとあしらいました。鷹の爪は線が太いので、50メートル先からでも鷹の爪だと分かることでしょう」とコメントした。
昨年の名古屋場所、日馬富士から金星を獲得する活躍を見せた千代大龍は「今場所は枚数も落ちてるから負け越すわけにはいかないんで。上位にいきたいですし、期待に応えたいです」。絶対にめげない、へこたれない鷹の爪団の力を借りて、名古屋場所征服をもくろむ。
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