完敗ブラジルに大ブーイング チアゴ・シウバ「失望」
スポニチアネックス
◇W杯ブラジル大会3位決定戦 ブラジル0―3オランダ(2014年7月12日 ブラジリア)
ブラジルはオランダに0―3で完敗。ネイマールがピッチを去ってから狂った歯車は最後まで元に戻らず、試合終了後は大ブーイングが浴びせられた。
立ち上がりから積極的にボールを奪いにいったが、1本目のカウンターで早速守備にほころびが。縦に突破したFWロッベンをDFチアゴ・シウバが倒しPKを献上、開始3分で先制を許してしまう。2点目もショートカウンターからのクリアが中央に入ってしまったことからの失点した。
その後もボール保持率では上回ったもののオランダの5バックを崩すことはできないまま前半終了。後半に入っても流れを変えることはできず、試合終了間際の後半46分にはサイドから崩されダメ押しの3点目を奪われた。
主将のDFチアゴ・シウバは「失望しました。こんな形は我々にふさわしくなかった」とがっくり。「これもサッカーです。国民には謝りたい。最後はブーイングでしたが、ずっとサポートしてくれて」と本拠地で声援を送り続けたサポーターへの感謝を口にした。
▼ブラジル・スコラリ監督 準決勝も3位決定戦も勝ちたかったが、この試合も負けてしまった。プレーは悪くなかったものの、出だしの失点が痛かった。