この項目ではシリーズ全般について記述しています。
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『アイドルマスター』 (THE IDOLM@STER) とは、バンダイナムコゲームス(旧ナムコ)より発売されているゲームシリーズである。略称は「アイマス」「IM@S」。動画のタグは「アイドルマスター」が使用されている。
ロゴには「THE iDOLM@STER」(“i”が小文字でAの部分が@)の表記が使われているが、テキスト時は大文字のIにするのが公式表記とされている。いずれの場合も「THE」を読まない。
また、「PROJECT IM@S」としてメディアミックス展開が行われている。
歴史
詳細は「アイドルマスターの年表」を参照。
- 2005年7月26日 - アーケード版『アイドルマスター』稼働開始。
- 2007年1月25日 - Xbox 360版『アイドルマスター』発売。
- 2007年4月2日 - アニメ『アイドルマスターXENOGLOSSIA』放映開始。
- 2007年11月1日 - Xbox 360版プラチナコレクション(廉価版)発売
- 2008年2月28日 - Xbox 360用ゲームソフト『アイドルマスター ライブフォーユー!』発売。
- 2009年2月19日 - PSP用ゲームソフト『アイドルマスターSP』発売。
- 2009年3月12日 - Xbox 360版『アイドルマスターツインズ』(本編と『L4U!』の2本組プラチナコレクション)、および『L4U!』のプラチナコレクション発売。
- 2009年8月11日 - Xbox 360版『アイドルマスター』『アイドルマスター ライブフォーユー!』ゲームオンデマンドで配信開始(いずれも2000MSP)。
- 2009年9月17日 - ニンテンドーDS用ゲームソフト『アイドルマスター ディアリースターズ』発売。
- 2010年7月26日 - シリーズ生誕5周年。
- 2010年9月1日 - 午前1時59分を以って、アーケード版のネットワーク接続サービスが終了。
- 2010年9月18日 - 東京ゲームショウにて『765プロダクション2010年度プロデューサー決起集会』が開催された。
- 2011年1月10日 - パシフィコ横浜・国立大ホールで行われたライブで、ゲーム版ベースでのアニメ化が発表された。
- 2011年2月24日 - Xbox 360用ゲームソフト『アイドルマスター2』発売。
- 2011年7月7日 - アニメ『THE IDOLM@STER』放映開始。
- 2011年10月27日 - PlayStation3用ゲームソフト『アイドルマスター2』発売。
- 2011年11月28日 - Mobage用ソーシャルゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』配信開始。
- 2012年3月30日 - iOS用アプリ『アイドルマスターモバイルi』配信開始。
- 2012年7月2日 - サミーのパチスロ『アイドルマスターライブインスロット』が稼働開始。
- 2012年10月25日 - PSP用ゲームソフト『アイドルマスター シャイニーフェスタ』発売。
- 2013年1月1日 - アニメ『ぷちます!-プチ・アイドルマスター-』配信開始。
- 2013年2月27日 - GREE用ソーシャルゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ!』配信開始。
- 2013年10月2日 - PlayStation3用ゲームソフト『アイドルマスター シャイニーTV』がDL専売で発売。
- 2014年1月25日 - 劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』公開。
- 2014年2月28日 - Mobage用ソーシャルゲーム『アイドルマスターSideM』配信開始。
- 2014年5月15日 - PlayStation3用ゲームソフト『アイドルマスター ワンフォーオール』発売。
ゲームの内容
アイドルマスター
詳細は「アイドルマスター(アーケード)」「アイドルマスター(Xbox 360)」を参照。
芸能事務所「765プロダクション」の新米プロデューサーとなり、個性派揃いの11人(アーケード版は10人)のアイドル候補生から1~3人を選んでユニットを結成し、限られた期間の中、レッスンや営業、オーディションを通してトップアイドルへと育て上げるゲーム。ジャンル的には、『プリンセスメーカー』や『ときめきメモリアル』のような、キャラクター育成シミュレーションゲームに分類される。
携帯コンテンツと連動し、アイドルからメールが送られるなどプロデューサー気分を身近にも味わえるものとなっていた。
プラットフォームに応じてアーケード版を「アケ版」「アケマス」、Xbox 360版を「箱○版」「箱マス」と呼ぶ。また、『L4U!』に対してこちらを「無印」と呼ぶ場合がある。
アイドルマスター ライブフォーユー!
詳細は「アイドルマスター ライブフォーユー!」を参照。
プレイヤーはファン代表としてファン感謝祭イベントの「特別プロデューサー」となり、ファン感謝祭イベントを成功させる。手拍子やかけ声、打楽器で会場のボルテージを高めるリズムアクションゲームの「応援モード」と前作のTV出演と同様の「撮影モード」がある。 ライブシーンを自由な演出で簡単に見ることができるようになった。新曲や新アレンジの追加機能や、コミュニケーションシーンの演出スクリプトや衣装・アクセサリの強化などの改良がおこなわれており、毎月発表されるDLCをより楽しみやすくしたプラットフォームともいえる。
アイドルマスターSP
詳細は「アイドルマスターSP」を参照。
PSP版『アイドルマスター』。2008年7月27日の3周年記念イベントでライバル事務所「961プロダクション」、かつての没キャラ「たかね」「ひびき」の登場、「星井美希、電撃移籍」という衝撃の告知がなされた。キャラクターのモデリングはアーケード版とXbox 360版の中間程度で、アーケード版を進化させたようなゲームデザインとなっている。アーケード版と同様のランクアップリミットがあり、961プロのアイドルと競い合う「ストーリー・プロデュース・モード」が新たに追加される。ユニットは組めず、プロデュースはソロのみとなる。ソフトは「パーフェクトサン」「ワンダリングスター」「ミッシングムーン」の3本で、それぞれ765プロのアイドル3人と961プロのライバル1人の計4人ずつに分かれて収録される。
アイドルマスター ディアリースターズ
詳細は「アイドルマスター ディアリースターズ」を参照。
舞台を876プロダクションに移した外伝的作品で、「PROJECT IM@S 2nd VISION」におけるゲーム作品の第1弾である。プロデューサーではなくアイドル候補生(3人から1人選択)の視点でストーリーが進行する。ジャンルは「トップアイドルアドベンチャー」となっており、レッスン(ミニゲーム)やオーディションは残るものの、育成シミュレーションよりアドベンチャーに比重を置くゲームシステムになっている。765プロの登場人物も、既にトップアイドルになっているという設定で登場し、ストーリーに関わってくる。
アイドルマスター2
詳細は「アイドルマスター2」を参照。
『アイドルマスター』の続編。ジャンルは「国民的アイドルユニットプロデュース」。
続編と銘打っているが、『初代』と『SP』のキャラクターが混在した「初代とはプロデューサーが来た日が異なる」パラレル的な内容。765プロ内でNPCユニットが組まれていたり、別プロダクション所属のライバルとなる男性ユニットが登場するなど新規要素を盛り込んでいる。
アイドルマスター ワンフォーオール
詳細は「アイドルマスター ワンフォーオール」を参照。
「アイドルマスター2」のマイナーチェンジ作品。
最もシナリオやプロデュース方法は『2』と別物になっており、特定アイドルのみの単独プロデュースが出来ない(逆にいえば最終的に全員をプロデュースする必要がある)、プロデュース期限に制限が無いというあたりが大きな変更点。また『DS』や『2』の登場アイドルがライバルアイドルとしてランクアップフェスに登場する。大きな目玉としてエディットこそ自由にはできないものの、アイドル13人全員がステージに立つ「オールスターライブ」が実装されている。
アイドルマスター シンデレラガールズ
詳細は「アイドルマスター シンデレラガールズ」を参照。
Mobage内のソーシャルゲーム。765プロのアイドルを含め、100人以上のアイドル候補生が登場。最大5人のユニットを結成し、各エリアの仕事やレッスン、LIVEバトルを通してアイドルを成長させていく。
アイドルマスター ミリオンライブ!
詳細は「アイドルマスター ミリオンライブ!」を参照。
GREE内のソーシャルゲーム。上記の「シンデレラガールズ」と比較するとアイドル候補生の人数は少ないが、全員765プロ所属。各エリアの仕事、レッスン、合同フェスでアイドルを成長させる。基本は3人ユニットでいつでも切り替えが可能。
アイドルマスターSideM
詳細は「アイドルマスターSideM」を参照。
Mobage内のソーシャルゲーム。男性アイドルをプロデュースする方向性で、『2』で登場した3人のアイドルも登場している。
アイドルマスターモバイル
元々はアーケード版と連動するためのサイトで、ユニット情報やランキングを閲覧できたり、待ち受けや着ボイスなどが配信されていたりするサイトであった。プロデュース中やそれ以外のアイドルからメールが届くようになる他、事務所(セガゲーで言うところのチーム)機能が使える。不定期にレアアクセサリやアクセサリセットやポイント(アクセサリ購入に使える)が配布されていたが、ポイント配布が毎月行われるようになった反面、アクセサリ配布は最終の「全アクセサリ(144種)配布」が行われて以来行われなくなった。ちなみに、最終ロケテのPが絶対入手できなかった本稼動版のデフォ衣装が配布された事を除いて、衣装が配布された事は無く、ポイントで購入する事も出来ない。
リニューアル後はflash壁紙や着うたなどを「販売」するサイトになった(旧アーケード連動サイトは、連動部分は機能しているがコンテンツ更新は終了。毎月更新されていたカレンダー待ち受けもリニューアル直前配信のもののまま更新されなくなり、アーケード版オンライン運用終了とほぼ同時期にクローズしている)。765プロのアイドルから1人(アイマス2基準)を選んで「担当」することが出来る(好感度が下がりすぎると引退してしまうこともある)。また、765プロのアイドルから無作為(と思われる)に構成した4つのトリオユニット(または3つのカルテットユニット)のアクセス数・コンテンツDL数などから算出したファン数を競わせるオーディションが毎月開催されている。
2010年12月のリニューアルからはオーディションに変わりエリアゲームが登場。携帯電話の位置情報を活用し、全国505エリアで担当アイドルと数々の仕事をこなし、ファン数を増やしていく(仕事の依頼先が他のエリアの場合、他のPに協力依頼することが出来(勿論協力したPも報酬あり)、ランキングもある)。
(エリアゲームの詳細は「アイドルマスターモバイル エリアゲーム」の記事へ)
ゲーム版とアニメ版
詳細は「アイドルマスター(アニメ)」を参照。
アイドルマスターの企画を軸にアニメ作品は現時点で、下記の通りの
「別部門のXENOGLOSSIA」「ゲーム付属のOVA」「初代と2を軸にしたテレビアニメ。および続編となるアニメ映画」「二次創作漫画を原作にしたぷちます」が存在する。
番外的には「シンデレラガールズの2周年記念PVアニメ」も存在する。
2007年4月放映のアニメ『アイドルマスターXENOGLOSSIA』はアーケード版を原案としているが、ゲーム版のそのままのアニメ化ではなく、「アニメ用のアイドルマスター」として新しい設定で作られているため、世界観やストーリー、登場人物の設定や担当声優が異なる。そのためゲーム『アイドルマスター』の「アニメ化」というよりも「PROJECT IM@S」(メディアミックス作品・番組を含めた総称)内の「アニメーション部門」と言った方が近いのかもしれない。ラジオ番組やCD、漫画等のメディアミックス展開も、内容やキャストが違うためゲーム系列とアニメ(XENOGLOSSIA)系列に事実上分けて展開されている。アニメの詳細は「アイドルマスターXENOGLOSSIA」の項を参照のこと。
また、ゲーム版(Xbox 360版)の世界観そのままでアニメ化した15分OVAも別に1度だけ作られており、『L4U!』の初回版に同梱された。
その後、2011年1月10日のライブ会場にて、ゲーム版の世界観・配役で改めてアニメ化されることが発表された。PVによるとキャラクターデザインや設定は2がベースになっていると思われるが、あずさの髪が長いまま等の相違点もある。2011年7月からTBS系列で放映開始。その他の詳細はアニメ公式サイトを参照。
登場人物
「アイドルマスターの登場人物の一覧」を参照。
登場アイドル早見表
| 天 海 春 香 |
如 月 千 早 |
萩 原 雪 歩 |
高 槻 や よ い |
秋 月 律 子 |
三 浦 あ ず さ |
水 瀬 伊 織 |
菊 地 真 |
双 海 亜 美 |
双 海 真 美 |
星 井 美 希 |
我 那 覇 響 |
四 条 貴 音 |
日 高 愛 |
水 谷 絵 理 |
秋 月 涼 |
天 ヶ 瀬 冬 馬 |
伊 集 院 北 斗 |
御 手 洗 翔 太 |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 無印 | アーケード版 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
| Xbox 360版 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | - | - | - | - | - | - | - | - | ||
| ライブフォーユー! | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - | - | - | - | - | - | - | |
| SP | パーフェクトサン | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - | - | - | - | - | |
| ワンダリングスター | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | - | - | - | - | - | - | ||
| ミッシングムーン | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - | - | - | - | - | ||
| ディアリースターズ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | - | - | - | |
| 2 | Xbox 360版 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | - | - | - | △ | △ | △ |
| PlayStation 3版 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| SF | ハニーサウンド | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | △ | △ | △ | △ | △ |
| ファンキーノート | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | |
| グルーヴィーチューン | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | |
| ワンフォーオール | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | △ | △ | △ | △ | △ | |
【凡例】
◎ → プロデュース可能
○ → 「ステージシーンのみ」など、限定的にプロデュース可能(条件付を含む)
△ → 登場するが、プロデュース不可
- → 登場しない
ニコニコ動画上での扱い
ニコニコ動画では初期からゲームのプレイ動画や個人が作ったMADが多数投稿されており、非常に人気が高いジャンルの一つ。これらの動画や、動画投稿者によるコミュニティは「 ニコマス」(ニコニコにおけるアイマス動画)と総称される。
動画投稿者にはゲーム中(アーケード版・コンシューマー版共通)におけるプレイヤーの個別識別名称である「 P(プロデューサー)」名が付く独特の文化が引き継がれた。
2009年12月現在、ニコニコ動画でのP名を持つ人の数は約6000名と推定され(さらに、P名を持たない投稿者も多数) 「アイドルマスター」タグを持つ動画は2010年2月10日に100000を突破した。なお、ニコニコ動画(9)よりカテゴリタグ扱いになった。
主な投稿動画形式
- 無編集のプレイ動画
- 会話シーンやオーディション、ステージPV、『L4U!』応援モードのスコアアタックなど。
Xbox LIVEでの対戦で勝ち抜くと、Xbox LIVE上で自分のアイドルのステージPV映像を多くの人に見せることができるのだが、自分が手塩にかけて育てたアイドルの晴れ姿はできればもっと多くの人に見てもらいたいのが人情。そこでYouTubeやニコニコ動画やStage6に自分のプレイ動画やステージPVをアップロードする者が続出した。 - ゲームの内容を用いたPV・MAD
- ステージの映像や手描き絵、自作3Dモデル、アイマス以外の映像などに公式曲やそれ以外の曲(アニソンやJ-POP、洋楽等)をあわせた動画。バリエーションは非常に多岐に渡る。
「アイドルマスターのタグの一覧」も参照。 - アイマス曲のリミックスや他ジャンル曲とのマッシュアップ
- ゲーム中の音声(アイマス曲だけでなくBGM、会話、効果音まで)を素材とした曲もある。
その中でも、公式に発売されているCDの曲を用いた作品は多い。
「アイドルマスターの楽曲の一覧」も参照。 - PROJECT IM@S派生シリーズ
- 『アイドルマスター』のメディアミックス展開プロジェクトであるPROJECT IM@S(ここでのIM@SはInter Media Artists and Specialistsの略称)には様々なメディアのコンテンツが含まれており、それらを題材にした作品もある。
- 架空戦記
- アイドルたちを他ゲーム(シミュレーションゲームやRPG等)に登場させてオリジナルストーリーを作る動画。
クロスオーバー先のプレイ動画がベースとなる場合が多い。
「iM@S架空戦記シリーズ」「卓ゲM@ster」も参照。 - オリジナルストーリー
- アイドルたちを登場させた自作の紙芝居やアニメ、小説など。手書きやノベルゲーム風など形態は様々。
「アイマス紙芝居」「NovelsM@ster」も参照。 - 教養講座
- アイドルを進行役にして、特定のテーマについて解説する動画。
「アイマス教養講座」「旅m@s」も参照。 - ~してみた系
- 描いてみた、踊ってみた、歌ってみた、演奏してみた等、変わったものでは人形などの造形や料理なども含む。
これらはあくまでも一例であり、今なお多様化が進んでいる。
また、技術レベルの競争が激しく、さらなる映像表現のため、HDキャプチャカードや高額な動画編集ソフトなど、 製作環境に投資するPが後を絶たない。とはいえ、ハードやソフトに大金をつぎ込まなくても、Windowsムービーメーカー等の基本的な動画編集環境さえあればMADの製作自体は充分可能であり、そういう動画製作者も多い。
アイマスMAD特有のノウハウの交換も、ネット上で盛んに行われている。
さらに、『L4U!』には隠しコマンド「765comm@nd」が搭載されていることが発覚。この説明文には「合成用ブルースクリーン」と明記されており、ナムコがMAD製作を推奨しているのでは? との声も。
ダウンロードコンテンツ(Xbox LIVEで購入する追加衣装や新曲等)配信開始日や各キャラクターの誕生日には お祝いMADが多数投稿されるほか、お題を決めた期間限定の投稿イベントが動画製作者によって企画されることも多く、お祭りの多さはニコマスPたちの原動力の一部となっている。電子掲示板やTwitterなどネットのあちこちでニコマスPやファンの間で日々新たな企画が生まれ、「トカチゴールド」のように現実世界でのイベントも出現している。
動画投稿者・視聴者を問わずニコマスユーザーはプレミアム会員の割合が高いと言われ、再生数に対するマイリスト数の割合の高さ、ニコニコ大百科の充実度、ニコニコミュニティのレベルの増加率、 プレミアムカラー弾幕などにその影響を見て取れる。
全てのはじまり
この動画に関しては、SMILEVIDEOへの投稿が先なのは右(sm24877)だが
Youtubeで有名なものは左(sm116855・http://youtu.be/3ClTxoNusns
)。
この会話シーンの動画が話題となり、アイドルマスターの存在を内外に知らしめることになる
(※当時のタイトルは「これなんてエロゲ?」、上記の動画はYouTubeからの転載の為タイトルが違う。
なおこの項で紹介されている動画は以下のものも含め全てγ時代に転載・リメイクされたものである。)
その数日後に投下された「tUNAK M@ster」が、ニコニコ動画におけるアイマスMADの起点とされる
(なお、YouTubeでは2006年頃にアーケード版『アイドルマスター』を使ったMADが少数ながら確認する事ができる)。
ダンスシーンを切り貼りすることで新しい振り付けを作り出した「やよぴったん」も、初期のアイマスMAD代表作である。
特徴的な歌い回しが話題になった双海亜美・真美(「とかち」)も、アイマス人気の立役者となった。
このあたりの動画を見た者たちがアイマスの世界に引きずり込まれ、見るだけにとどまらず自らMADを作成して投稿したりXbox 360を買いに走ったりする人が続出したのであった。
投稿日時順で最古の動画については最古の動画(アイドルマスター)を参照のこと。
公式チャンネル
2009年5月17日、満を持して公式チャンネル開設。チャンネルナンバーはもちろん765。
その他
アイドルマスターMADコミュニティの研究論文が発表されているので、より詳しく知りたい時の参考に。
関連動画
L4U!のプレス向け発表会の動画
一般のファンではなく、あくまでもプレス向けの発表会。
プレスからしてこのノリがアイマスを牽引しているといっても過言ではない。
関連商品
詳細は「アイドルマスターの関連商品の一覧」を参照。
ゲーム
CD
書籍
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
【スポンサーリンク】
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC
読み:アイドルマスター
初版作成日: 08/05/13 21:05 ◆ 最終更新日: 14/06/05 19:14
編集内容についての説明/コメント: 現時点におけるワンフォーオール関連の早見表を更新
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