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甲子園でのタイブレーク制議論へ7月13日 8時25分
春と夏の甲子園で、けがを防ぐための対策などとして、高野連・日本高校野球連盟は、延長戦でのタイブレーク制について、全国の4000を超える加盟校にアンケートを行い、議論を本格化させることになりました。
甲子園の春と夏の大会では選手のけがの防止や疲労を減らすために、延長18回を15回までに短くしたり、準々決勝と準決勝の間に休養日を設けたりする対策が取られてきました。
高野連ではさらに取り組みを進めるために、都道府県の高野連を通じて全国4030すべての加盟校を対象にアンケートを行い、現場の指導者などの意向を把握することにしました。
アンケートでは、延長戦でランナーを置いた状態から攻撃を始めるタイブレーク制をはじめ、ピッチャ-の球数と投球イニングの制限の中から健康管理の在り方で最も適切なものについて尋ねています。さらにタイブレーク制については延長何回から行うのがいいか質問項目を設けていて、導入の議論を本格化させるための意見を求めることにしています。
高野連ではこのアンケートの結果を来月末までに集約する予定です。タイブレーク制は、高校野球では明治神宮大会や国民体育大会=国体の試合ですでに導入されているほか、WBC=ワールド・ベースボール・クラシックなど国際大会でも取り入れられています。
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