ちょうど1万円。
実は初めてのコンビニ発券でさ。
で、無事に発券できたんだけど、クオカード払いが可能だったことに気付いた。
1万円のクオカードは1万と180円入ってるから、レジでクオカードを買った後に、それで1万のチケットを買えば、180円得したはずだったんだ。
その瞬間、ものすごく悔しくなった。
俺ね、そんなドケチではないと思う。
一食に安月給のサラリーマンだけど、1万円くらいかけるのにも抵抗はないし、10万円のソープランドもなんとも思わない。
なんて言えばいいのかな。
無駄遣いってのは、「消費」じゃん。
だから悔しくない。
それは悔しい。
中学の歴史の教科書に、大正時代の成金がお金を燃やす話あったのを、みなさん憶えてますか?
俺、あの話がすごく嫌で、成金が嫌なんじゃなくて、お金を燃すという行為が嫌だった。
お金って、みんながお金に価値があるって信用してるから、価値があるわけで。
ただの紙切れとして扱われたら、お金に価値があるって信じてる自分はなんなんだって思ってしまう。
お金は、なにかの代償に渡したり貰ったりするべきで、ただ捨てるのは許せない。
そんなわけで、俺はお金を燃やしたり捨てたりするのが嫌い。
寄付も嫌い。
気付かなかったら次も損してた。気付いて得した。次はそうやって買おう。 って考えればいいんだけどな。 せっかくの小さな幸運をわざわざ捨てんなよ。 そっちの方がもったいない...