星野監督の球宴での“現場復帰”は再辞退という結論となった。立花球団社長はロッテ戦(コボスタ宮城)の前、球団施設内で会見を行った。
「今朝、星野監督と(電話で)話をしました。体調を整えるべく努力をしてきましたが、すぐれないので辞退させてくださいと、NPBさんに伝えました」
同球団社長によると、現在、歩行のリハビリを継続しているが、体調について「まだまだ不安定」という。その上で、楽天での復帰時期も「1日も早く目指している」と話すにとどめた。
星野監督は持病にしていた腰痛が悪化し、5月26日から休養。厚生労働省が難病に指定する「胸椎黄色靱帯骨化症」と「腰椎椎間板ヘルニア」の手術を受け、1度は球宴の出場を辞退した。6月30日には選手選考などに関わる総監督となることが発表されたが、楽天の“チーム事情”から状況は二転三転を繰り返した。
改めて、星野監督の辞退が発表されたこの日、NPB側はロッテと水面下で接触。早期決着を目指すべく、前年パ・リーグ3位で、コーチとしてベンチ入りする伊東監督の『監督就任』を緊急要請したことが判明した。