愛憎劇が伝統の昼ドラに、4姉妹が繰り広げる人情喜劇が誕生する。
浅野は東京・隅田川沿いでイタリアンレストランを経営する4姉妹の次女・夏江役。ある日、仲違いする長女・春子(室井)から突拍子もない申し出を受ける。
それは、自分が末期がんで余命半年であり、少女時代に憧れた「チャーリーズ・エンジェル」や「プレイガール」のように、4人で世直しをしたいというもの。「最後の最後、誰かのために役立ちたい、生きた証が欲しい」という春子の訴えに、夏江と三女・秋代(松本)、四女・冬美(釈)は、身の回りの“ほっとけない”問題の解決に乗り出す。
浅野の昼ドラ主演は2012年の「鈴子の恋」以来。世直しのシーンでは変装やコスプレに挑戦する。「夏江はトレンディードラマの雰囲気をまとっている女性。決してスマートな生き方ではありませんが、そのバランスの悪さも魅力になれば」と話している。
制作の東海テレビ・服部宣之プロデューサーは「これまでの昼ドラ枠のイメージを一度全てぶっ壊そう、との思いで企画しました。誰もが笑って泣ける、ちょっと痛快な人情喜劇です」とPR。「今回のようなジャンルの作品にも挑戦して、100周年を目指します」と昼ドラ枠の発展を誓った。
(紙面から)