顔のない美女図鑑

顔が写っていないのに美女としか思えない写真の数々

拘束

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これはもともと背中シリーズで扱う予定であった写真だが、あれこれ考えているうちに「拘束」というカテゴリーの方が向いているように思われてきた。

「拘束」と言ってもガチガチにSM的な荒縄で縛り付けるのではなく、美を際立たせるために体の一部(ほぼ腕)の自由を奪う、といった趣の写真である。

この種の写真では手錠や紐やネックレスなど、拘束具のヴァリエーションも多数ある。

今回の写真はおそらくカリスマ的デザイナーか何かに「腕を背後に回して縛ること」「花を口にくわえること」を指示されたもののように見える。

素晴らしすぎて、ため息しか出てこないような発想である。

この状態で出てくるモデルを、真正面から見ている観客たちの驚きまで、はっきりわかるような気がする。

ランウェイの先端まで来て、そこでクルッと振り向いた時にまた洩れるどよめき。

という訳で「背中」「拘束」の両カテゴリーにまたがって、しかも「美腕」にも入っているという傑作でした。