［事件］【ベネッセ情報流出】名簿業者から警視庁が任意聴取（2014.7.12 19:25）

　通信教育大手「ベネッセコーポレーション」（岡山市）から顧客情報が大量に流出した問題で、ベネッセの顧客情報を売買していた複数の名簿業者から、警視庁生活経済課が任意で事情聴取していたことが１２日、捜査関係者への取材で分かった。同課は流出経路の特定につながるとみて詳しい経緯を調べている。

　ベネッセから流出した顧客情報のうち約２６０万件分は、東京都武蔵野市と福生市の名簿業者を介し、ＩＴ大手のジャストシステムに転売されていた。２つの業者はベネッセの顧客情報との認識はなかったといい、武蔵野市の業者は産経新聞の取材に「他の業者から買った」としている。