国際ヒズボラ関連企業を制裁 米、無人機開発に関与2014.7.11 01:15

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ヒズボラ関連企業を制裁 米、無人機開発に関与

2014.7.11 01:15

 米財務省は10日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラのフロント企業7社とこれらの幹部ら5人を経済制裁の対象に指定したと発表した。米政府はヒズボラを「テロ組織」に指定している。7社はヒズボラによる無人機開発のための最新の電子機器などを調達していたという。

 指定されたのはレバノンの首都ベイルートを拠点とする「スターズ・グループ」のほか、中国・広州市などの子会社。米国内の資産が凍結され、米企業との取引が禁止される。

 財務省は内戦が続くシリアのアサド政権への軍事的な支援や敵対するイスラエル上空からの情報収集などの偵察目的に、ヒズボラが無人機を運用しているとしている。

 国務省によるとスターズ・グループが調達していたのは、エンジンや通信システム、電子機器、ナビゲーション関連部品など。(共同)

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