国際イスラエル、対ハマス軍事作戦開始 ガザからのロケット弾攻撃激化に対応2014.7.8 11:25

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イスラエル、対ハマス軍事作戦開始 ガザからのロケット弾攻撃激化に対応

2014.7.8 11:25

 【カイロ=大内清】イスラエル軍報道官は8日未明、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ地区に対する軍事作戦を開始したと明らかにした。AP通信などが伝えた。ガザからのロケット弾攻撃が激しさを増したことを受けての措置。イスラエルとハマスによる大規模な戦闘に発展する可能性がある。

 同軍は声明で、作戦は「イスラエル市民が日常的に直面しているテロを止めるため」と説明した。地上侵攻するのかなど軍事作戦の詳細は不明だが、当面は空爆が中心になるものとみられる。

 ハマス当局者などによると、イスラエル軍は8日、ガザを空爆したという。

 これに先立つ7日、ガザ地区からは約100発のロケット弾がイスラエル南部に撃ち込まれ、イスラエル側は報復空爆の規模を拡大させていた。同軍はガザとの境界線近くに歩兵部隊を展開したほか、予備役兵約1500人の招集も進めているという。

 6月12日にイスラエル人少年3人が行方不明(後に遺体で発見)となった事件でイスラエルはハマスを激しく非難し、最近では連日、ロケット弾攻撃と空爆で応酬。両者は、ガザに隣接しイスラエルとも国交があるエジプトを介し、本格的な戦闘の回避を模索していたとされる。

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