国際少年殺害「憎悪の連鎖」 イスラエルとパレスチナ、武力の応酬に発展+(2/2ページ)(2014.7.5 21:33

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少年殺害「憎悪の連鎖」 イスラエルとパレスチナ、武力の応酬に発展

2014.7.5 21:33 (2/2ページ)
4日、パレスチナ人少年の葬儀でイスラエル治安部隊と衝突し、投石するパレスチナ人=東エルサレム近郊(ロイター=共同)

4日、パレスチナ人少年の葬儀でイスラエル治安部隊と衝突し、投石するパレスチナ人=東エルサレム近郊(ロイター=共同)

 ガザではここ1週間、散発的ながら空爆とロケット弾攻撃による衝突が続いている。イスラエルとハマス側の双方とも、大規模戦闘に発展するのは避けたいものとみられ、ガザに隣接しイスラエルとも国交があるエジプトによる仲介を模索しているとされる。

 ただ、発端となった少年3人の殺害をめぐり、イスラエルのネタニヤフ首相がハマスの犯行と断定したのに対し、ハマスは関与を認めていない。双方とも相手の攻撃停止が先だと主張しており、安易に譲歩できない状態だ。

 イスラエルとパレスチナの和平交渉は4月、期限切れを迎えて頓挫。6月には分裂状態にあったパレスチナ主流派ファタハとハマスの双方が認める暫定統一政府が発足し、ネタニヤフ氏は交渉拒否を決定した。一連の事件はこうした中で起きただけに、相互不信を増幅させている。

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4日、東エルサレムでイスラエル治安部隊が放った催涙弾から逃げるパレスチナ人(ロイター共同)

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