イスラエル:パレスチナ人少年殺害 ユダヤ人が報復か
毎日新聞 2014年07月03日 00時23分(最終更新 07月03日 02時32分)
【エルサレム大治朋子】東エルサレムで2日朝、パレスチナ人から「息子が行方不明になっている」との通報があり、イスラエル警察が捜索したところ、エルサレムの森の中で10代の少年らしき遺体が発見された。地元メディアによると、遺体は焼かれており、警察が身元を確認している。
イスラエルの占領するヨルダン川西岸パレスチナ自治区では3人のユダヤ人少年が誘拐され、6月30日に全員の遺体が発見されたばかり。地元メディアは、ユダヤ人入植者による報復の可能性を伝えている。東エルサレムでは反発したパレスチナ人が投石し、治安当局が催涙弾で鎮圧を図るなど断続的に衝突が続いた。