ぐるりみち。

日々日々、めぐって、遠まわり。

選ばれたのは、はてなでした

今週のお題「選んでよかったもの」

 

 今週のお題、これは、アレだ。

「いろいろなブログサービスがあるけど、私はこういう理由で『はてなブログ』を選んだよ!」

 ということを言わせるのが狙いでしょう。

 

 ふ、これでも現代文は得意科目である僕氏。作者の考えを想像・把握・理解するのなら任せてもらおうか。そうかそうか、つまり君はそういう奴だったんだな*1……え?違う?

 

 そういうことじゃねえ!と僕の中のゴーストが囁いているので、別の話題にしよう。――そうだ、ここ最近に選んだ「選択」を挙げて、その「よかった」を書いてみることにしませう。これがわたしの、ぐっちょいす。

 

 

Kindle Paperwhiteを買ってよかった

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 購入したのは、完全に勢い。他の電子書籍リーダーではなく、Kindle Paperwhiteを選んだのは、ウェブ上での評判の良さと、Amazonの品揃えの豊富さから。

 

 もうお付き合いを始めて1年以上になりますが、Kindle Paperwhiteを購入したのは、本当に良い選択だったと今でも思います。社会に出て、疎遠になっていた僕の「読書生活」を取り戻してくれただけでなく、その世界を広めてくれた張本人。

 

 過去にも何度か記事中で書いているように、電子書籍を読むようになったことで、かえって書店へ足を運ぶ回数は増えた。

 まだ見ぬ作品を求めて、本棚の森をぶーらぶら。気になる本はチェックして、電子書籍ストアで買うこともあれば、その場で買っちゃうことも。人気作品ばかりを手にとっていた過去の僕とはさよならばいばい。こんにちは、雑食系男子の僕。

 

 「読書」そのものへの関心が高まったのは、Kindle PWのいつでもどこでも読める携帯性による面も大きい。けれど、やはりそれ以上に、頻繁に行われるセールで、気になる本を格安で、気楽にポチれるようになったことが大きい。出費はかさむけど!

 

 Kindleストアについては、そのあまりの安さが問題視されることもあるけれど、いち消費者からすれば、多種多様な「本」に気軽に親しめる環境ができたことは、本当にありがたい。これから先も、長いお付き合いを切望します。

 

関連:

 電子書籍端末を買って、書店が身近になった1年間

 Kindleを使い始めて1年。買った本は約130冊。割引総額は30000円以上。

 

はてなブログをやっていてよかった

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 べっ、べつにア◯ーバとかライ◯ドアでもよかったんだけどねっ?で、で、でもね、どーしても「はてながいいよ!さいこうだよ!神だよ!」っていう天の声が聞こえたからね?しょうがなくね?

 

 もともとは、読書記録、あるいは思考ログとして始めたブログだったけれど、気付けばもう1年半っすよ。なんだかんだと、長くお世話になっております。……実際は、初期の頃は更新頻度が低く、本格的に始めてからはまだ半年ちょいですが。

 

 「はてな村は閉鎖性の高い、インターネットの掃き溜めだ」なんて仰る人もおりますが、互いに遠慮なく言及し合い、ブックマークコメントでツッコミを言えることのできるはてなの文化圏は、僕にとっては、意外と居心地の良いところ。

 

 仕事を辞めれば、「おつかれー」と労われる一方で、「甘い考えは捨てろよ」とツッコまれ。自分語りをすれば、「わかるわー超わかるわー」と共感される反対側で、「こんなところに書くなよ」と批判されたり。時事ネタにツッコめば、「何を今更プフーッww」とバカにされたり。

 

 厳しいツッコミは当たり前。時には何を言っているか分からない罵詈雑言も飛んでくるけれど、そのくらい、いろいろあった方が、“インターネット”っぽくっておもしろい。

 mixiやFacebook、Twitterだと、どうもツッコミが両極端、AかBかに振れがちだけれど、ブコメを見れば賛否両論、ネタに大喜利と賑やかで、読んでいて楽しい。

 

 続ければ続けるほど、他のユーザーさんとの交流が生まれることもあり、逆に、いつの間にかいなくなっていたり。今年に入ってからは、リアルで話をする機会も増えて、実生活の軸となってしまった、まである。

 それが良いか悪いか、という議論はあるかもしれない。けれど、今が楽しいならそれでいいじゃない!という思いも。先のことは先のこととして考えつつ、今は楽しいブログ活動を、しこしこと続けていきたいです。

 

関連:

 メールと出会いと交流と。楽しく更新できた1ヶ月――ブログ振り返り(2014/06)

 

会社を辞めてよかっ……た?

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> 突然の生々しい話題 <
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 昨年末頃に会社を辞めて、はや半年。就職活動もほどほどに、生活のメインはブログとネット。最近は、なんちゃってライターみたいなことも始めた僕ちゃんですが、「退職」という選択をして、まあ良かったんじゃないかなー、と考えております。

 

 なんといっても、肉体労働。腰に感じる違和感がどんどん大きくなっていたので、あのまま続けていたら、どうにかなっていたかもしれないし、どうもなっていなかったかもしれない。

 いずれにせよ、そんなに長く勤めるつもりはなかった会社なので、それが思っていたよりも早かったなー、くらいの感覚。ルーチンワークであれ以上の劇的な経験が積めていたとも思えないので、早い段階で選択に至れたのは上々なのではないかしら。たぶん。きっと(自己暗示)。

 

 先のことを考えなければ、ひーひー言いながら平日と月末の休日を返上して働いて、週末でひゃっはー!と発散していた当時と、好き勝手にデュフフフとブログを更新しつつ、たまーにすごい人と会って刺激をいただける現在を比べれば、そりゃあ今が楽しい。

 だから、とりあえずの「選択」としては、間違っていないはずだ。おそらく。ガイアが俺にもっと(ブログを)書けと囁いている*2

 

関連:

 僕が新卒で入社してから辞めるまで

 仕事を辞めるタイミングと、辞めた後を考える

 

 未来のことは、えんやこら。お題に沿った記事として考えれば、「選んでよかったもの」という過去形である以上、先のについてはまた別の話。その選択に後悔はござらぬ。

 

 “人生は選択の積み重ね”と、エ口い人が言っていた。であるならば、その選択の大小に関わらず、選んで「よかった」選択をできるだけ多く積み重ねていきたいよね。

 

 人生、いろいろ。選択も、いろいろ。道は、いくらでも。

 たとえ進む道がぐるぐる巡り、堂々巡りの回り道だって、経験値は積めるはず。ちまちまと歩きながら、ゆっくりぐるっと、でもいざというときには全速力で走れるよう、積み重ねていこうではありませんか。――よし、きれいにまとまったっぽい!

 

 

上を向いて歩こう

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