小林可夢偉、解雇か: カルロス・サインツ・ジュニアがケータハムと交渉中
Sainz Jr confirms Caterham contact
カルロス・サインツとカルロス・サインツ・ジュニア
カルロス・サインツ・ジュニア(19歳)はケータハムとの交渉を認め、シーズン途中でF1に昇格する構えである。
リーフィールドに本拠地を置くケータハムは、イギリスGP前にオーナーが変わり、持ち込み資金と経験を買われた日本人のベテラン・ドライバー、小林可夢偉が、資金豊富な若手ドライバーのために解雇されるのではないかとの噂が高まった。2台目のマシンに乗るスウェーデン人のルーキー、マーカス・エリクソンは、チームにスポンサーシップをもたらしており、小林の交代候補として初めて名前が挙がったのがサインツ・ジュニアである。
サインツ・ジュニアは、スペイン紙 "AS" に、コリン・コレスと元F1レーサーのクリスチャン・アルバースが運営するケータハムとの交渉を行っており、今シーズン後半にF1に昇格する可能性があると語った。
何度もWRCチャンピオンになったカルロス・サインツの息子は「交渉をしており、彼らと話し合っているのは本当だ。しかし、まだ何も決まっていない」と述べた。
「僕の目標は以前と同じ、将来、トロ・ロッソに移籍することだ。しかし、そのためにまずケータハムに移籍しなくてはならないのなら、喜んで移籍する」
サインツ・ジュニアは現在フォーミュラ・ルノー3.5で首位に立っており、今週末はニュルブルクリンクでレーシングをしている。しかし、タイトル争いとF1グリッドのメンバーとしての最初の一歩を同時に追求できない理由はない。彼は昨年、シルバーストンでの若手ドライバー・テストでF1マシンを経験しており、2015年フルタイムのドライバーになる前に一歩前進する機会を歓迎するだろう。
彼は主要なスポンサーであるレッドブルに敬意を表して「今年、出走する可能性もあった。でも、それを決めるのはレッドブルだ」と語った。
「レッドブルとケータハムにメリットがなければならないし、同意によって確定される必要がある」
「僕はフォーミュラ・ルノー3.5シリーズで優勝する大きなチャンスがあり、それを獲得する初めてのレッドブル・ドライバーになることに興奮している。何があっても今シーズンを終えたい」
皮肉なことに、シーズンの現段階でフォーミュラ・ルノー3.5シリーズの首位に立っている褒美として、サインツ・ジュニアは今週末ニュルブルクリンクのスケジュールの合間に、レッドブルのリザーブ・ドライバーのセバスチャン・ブエミとともにチームのマシンのデモ走行を担当する。
-Source: Crash.Net
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