当方派遣社員。都内某所で『THE パン職』といった感じのマックジョブ in officeに就いている。
ここで働いている人たちは『ヒラの派遣社員』、『派遣社員を束ねる派遣社員』、『正社員』の3つに区分できる。
1. ヒラの派遣社員
単純作業をへいこらこなす働き蟻。これから挙げるA~Cの3つに分化する。
2,30代と思しき人が多い。でも4,50代のオッサンも普通にいる。
B. 主婦
Ⅰ. 旦那の給与が少なく、子供の学費や住宅ローンのために頑張って働いている人。真面目。
Ⅱ. 夫に十分な収入がある、もしくは子供が社会人になっていて経済的に困ってない富裕な専業主婦。不真面目。本エントリーでは『有閑マダム』と呼びたい。
C. 年金生活者
これも2グループに分かれる。
Ⅰ. 現役時代の収入が少なく、年金だけじゃ生活できないから働いている人。国民年金受給者が多い。駐輪場やマンションの詰め所にいるおっちゃんを想像してもらえれば結構。
Ⅱ. カネには困ってないが、家にいてもすることがないから趣味で"働いている"老人。勤務態度最悪。ここでは『逃げ切り年金受給者』と呼びたい。
管理職並みの責任と権限を持っている(押し付けられている)が、ペーペーの派遣(前出の1)と身分は変わらない。違うのは時給だけ。
でも本人たちは『頑張れば正社員になれる』と本気で思っている。……え?
3. 正社員
週1くらいの頻度でオフィスに舞い降りる。よく分からない人たち。だって現場はヒラから管理職まで派遣なんだぜ? リアル未知との遭遇だよ。
派遣の現場で働く人たちの紹介はこれでおしまい。以下、この蟹工船オフィスで起こった事件をありのまま書き綴りたい。
上記の『有閑マダム』と『逃げ切り年金受給者』が勤務中の私語(厳禁)で、
「派遣の身分は気楽でいいだろうけど、実績を積まなきゃこの先やってけないよ」
と、宇宙の真理みたいに当たり前のことをドヤ顔で放言していた。視線の先には必死で働く若者(前述1-A)がいた。
アホか。5回くらい氏んでくれ。んなこと百も承知じゃ。キャリア積める仕事に就けないから派遣で人生詰んでるんだよ。と、『年金受給者』と『有閑マダム』のそばで働いていた私は憤怒したのですよ。