人間関係の清算は、どうしても上手くできずにフェードアウトしてしまう、うやむやにして逃げてしまう、そんな大学生活になってしまいました。哀しいかな。
もう会わないんだから、わざわざ気力も体力も消費する必要はないと思っていたのだけど、今になって、哀しさというか虚しさというか、そんな感じを覚えています。
気にしてない、と口ではいいながら、思いっきり気にしてるから、卒業式の日も早く帰ってきてしまったんだよねぇ。今考えると、いっしょに写真とりたい人もいたなぁ。会えただけで満足していた。
友達と写真を撮るということを忘れるくらい、あの空間から逃げ出したかった。(着付けが苦しすぎてというのも大きいがね)
でも、あんなにきれいに着付けもセットもしてもらって、着物の着方だったら、絶対素敵に仕上がっていたのに、写真に納めておきたいとは全く思えなくて、申し訳なかったな。
ていうか、そんなにちゃんとしてもらったのに、卒業式ちゃんと出たんだから褒めてよ!とか思っていたけど(笑)
しかし、次の日、聡大に、早く帰っちゃって寂しかった、って言われたのは、結構堪えた。これだけのことでうまく立ち回れないわたしに腹が立つわ。子供か。と思うわけで。。みんなそれなりに嫌いな人ともうまくやっているだろうに。わたし根に持ちすぎなんだろうな。。
誰々が誰々を嫌い、という話を聞いていたのに、卒業式はみんないっしょに笑顔で写真に写ってるいるのを見て、なんて白々しいのだろうと思ったよ。普段の行動の白々しさが、嫌で嫌で、その輪から逃げてしまっているまま、卒業式を迎えてしまった結果ですね。
誰々が菜摘と写真とりたいって言ってたよ、って言われても、その言葉が本心か疑ってしまうわたしが哀しいね。
そんなことを考えてしまった卒業式でした。