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ポエム駆動サービスの作り方 pplog誕生ものがたり

サービス開発の初期段階で大事なのは開発と意思決定のスピード。

開発スピードを大事にしよう

作りたいものがあるならまずは作ってみて、ソレが欲しいものかをすぐに検証しましょう。大事なのは慣れたツールで迷わず作ることです。 私の場合はrailsのいつものbaseアプリ を用意していて、いつもそこから作ります。 rails の application templateも便利かと思いますが、そのままで動くアプリのほうがイロイロ便利で好きなので私は動くrails アプリをbaseとするのが好きです。

技術検証がしたいの?サービスの検証がしたいんだよね?

pplogのときとは少し変わっていますが、ppworks/rails4base においてあります。

意思決定スピードを大事にしよう

同じレベルでコミット出来るパートナー的な存在がいると意思決定のスピードはあがります。

相手を説得する必要があるとき、それはパートナーなのか?

ここで言うコミットレベルとは量というより質の話で、サービスに対する感覚や価値観が近いといった意味です。 その辺の感覚がずれていたりすると、相手をハラオチさせるための無駄な議論が必要になります。 無駄な議論をしているときに「あー、いますごく仕事している!」みたいな感覚になりやすいですよね。なんなのあれ。 必要なのはチームとしてのハラオチであり、個人のハラオチではありません。

意思決定の際大事なのはポエムなのです。「pplogのポエムは俺たちのゆるふわインターネット「pplog」 をリリースしました(してました) - 納豆には卵を入れる派です。」という記事に掲載されています。 私達はサービスを開発する前にポエムを書くことを大事にしています。それをポエム駆動開発と呼んでいます。 サービスに対する熱い思いがパートナー(もしくはチーム)で共有させれていて、それをいつでも振り返り立ち返る、ソレが一番大事です。

ポエムを書く人 = プロダクトオーナーと考えるとわかりやすいですね。

雑談から始めよう

サービス開発、じゃあいつやるのという話ですが、作りたいと思った時だと思います。 pplog赤塚さんとのfacebookメッセージから始まりました。 以前、pplogに載せたものを再掲します。

  • ぷぷろぐ、って言ってた。(非公式です)
  • 最初にドメイン取ってた。
  • 急に作り始めてた
  • 途中のどうでも良い会話は消してます( ˘ω˘)

実はこの画像を文字起こしをして頂きました。感謝。

DQNEO/birth_of_pplog

参考書籍

小さく作って検証するというお話は「小さく賭けろ! 」を読んだ時からいいなあと思っていました。私の中では「リーン・スタートアップ」より、「小さく賭けろ! 」のほうがしっくりきました。

小さく賭けろ!  世界を変えた人と組織の成功の秘密

小さく賭けろ! 世界を変えた人と組織の成功の秘密

railsで開発スピードを向上するためには、まずは最低一冊railsの本を読むのが一番だと思います。お勧めなのはもちろんこれ。

パーフェクト Ruby on Rails

パーフェクト Ruby on Rails

ポエム駆動サービスの作り方

てなわけで、

  • すばやくつくる準備をして開発のスピードをあげる
  • ポエムの共有をして意思決定のスピードを上げる

という2点を大事にしてはじめましょう。

必要なのは、エンジニアとデザイナーの2人。 そして最低1人がポエムを書けるプロダクトオーナー。

とのこと