効率的に仕事探しするための「20-20-60」アプローチとは?
もちろん、このルールは多少単純化が過ぎるかもしれませんが、考え方はとても正しいと思います。求人広告は、求人情報を見つけるのに良い手法かもしれませんが、実際に応募するには最高の手法ではないのです。求人広告にはもちろん目を光らせておくべきですが、応募すべき求人広告を眺めることだけに時間を費やしてはいけません。
60%の時間を交流に費やすこと、つまり、ただの求人でなく、良い求人情報への道しるべを与えてくれる人々、接触すべき人との接点を与えてくれる人々と実際に話すことは、間違いなく有効でしょう。
唯一議論の余地があるのが、20%の時間をリクルーターとの接触に費やすことです。これは、採用担当マネージャーと接触することも含めるべきでしょう。なぜなら、誰もがリクルーターと接触することを好むわけではないし、どの企業もリクルーターを採用活動に使うわけではないからです。20%くらいの時間を、あなたの採用を決定できる立場の人に直接接触することに使えるのなら、それはとても良い時間の使い方です。
The 20-20-60 Approach to Job Hunting|Idealist Careers
Alan Henry(原文/訳:Conyac)
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