2014-07-12

俺のバイト遍歴 第1章

俺のバイト遍歴

俺のどうでもいい回顧録なので、特に読んで役に立つ文章でもないし、

何も得るものはない。予めご了承ください。

笑い飛ばすのがいいかと。

初めてのバイト ~ポテト輸送中隊~

大学1年生になった時、初めてやったバイト

球場内で営業している売店に食べ物を運ぶ仕事であった。

台車を使い、球場内に多数ある売店に、

ポテトだとか唐揚げだとかカレーだとかそういう感じのものを運ぶものだ。

球場重要兵站を担う輸送部隊だ。

当時、俺は大好きな野球で、しか小学生の時大ファンだった球団本拠地球場で、

横目で野球を観ながらこういった仕事ができるのが嬉しかった。

そしてバイトのものもすごく「楽」であった。

更に、男子校出身自分が最も期待していたのは……「女性」であった。ちなみに自分童貞だった。(当時)

バイト先で出会った同い年ぐらいの女性と、付き合う…そういうことを期待していた。

初日

いざ、バイト初日社員のおばさんに連れられて持ち場に行くと……。

あれ、男しかいない。あれ?女の子は?俺の青春バイトライフは?

タイムカードを確認すると、全員男だった。

ここで自分は少しやる気が落ちた。

だが、ここでバイトを続けていればそのうち女性も来るだろう。その時に、自分が教える立場になっていれば……。

男だらけでむさ苦しい持ち場と対称的に、ビールの売り子の女の子背中ビールサーバを充填したり、

汗を拭いてあげたりしてキャッキャウフフしている人たちに理不尽憎悪を向けながらそれを誓った。

ただ、当時の俺はコミュ障のものであり、高校時代はかなり酷いいじめを受けてきて殆ど誰とも会話してこなかったため、

他人との会話の方法もわからないままであった。

他人と接する方法……自分がそれを参考にしたのが「ARIA」だった。

ARIA

ARIAとはなにか、知らない人に大雑把に説明すると、ヴェネツィアを模した未来火星で、ゴンドリエーレになるために頑張る女の子の話である

このARIAは口にだすのも恥ずかしいぐらいのファンタジーで、

主人公女の子はもう誰かれ構わずしかけてお友達になろうとするぐらいお花畑人間であった。

でもとてもいいアニメだった。ARIAに影響されて卒業前に当時の彼女イタリア旅行したぐらいである。

(※後、彼女浮気が発覚し別れる)

高校時代俺はそれにはまっていて、はまっていくうちに俺の頭のなかもお花畑になっていた。

これらが合わさって起こることは悪夢以外に何があろうか。

俺は何を考えたのか、同じ球場で働く無関係スタッフ

こんにちはお疲れ様です!元気ですか?」と挨拶するようになった。

正直言うと気持ち悪い。

自分についてきていた教育役的な先輩は

別にそんな頻繁に挨拶しないでいいよw」と言っていたが、ARIA脳の俺は

「いやーでも、いろんな人に挨拶したほうがいろんな人と仲良くなれるし、

そうしたら少しだけこの地球(ほし)の人たちがだんだん幸せになるじゃないですか」

この時、先輩の顔がひきつっていたが、当時俺はそんなことを知るよしもなかった。あらあら

先輩に嫌われて責任転嫁して辞める

そういうことを繰り返してきたバイト3日目。

その先輩が裏で俺にこう言った。

増田くんってさー、よくいろんな人から嫌われるでしょ?」

「え」

「正直そういう馴れ馴れしい態度やめたほうがいいよ」

「……はい

この一言きっかけで、翌日俺はバイトを辞めた。

初めてのバイトは3日で終わった。

母親には

バイト先にものすごい意地の悪い人がいたからやめることにした」と言った。

親切に案内してくれていた社員のおばさんには

「僕が『トイレとか聞かれたら適当に案内するよりこうしたほうがいいんじゃないですか』とか色々考えを話したら、

●●さんが、ものすごい酷いことを僕に言ってきた。耐えられない」と言って辞めた。

今思うと俺はものすごく頭おかしいと思う。なるほど、こういう奴が2chで晒されるのか。

その次のバイト

自分球場の近くのレストランホールをするのであった。

しかしここでも俺はかなり色々やらかすことになる。

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