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自動ブレーキ車の事故で書類送検
7月11日 12時05分

自動ブレーキ車の事故で書類送検
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去年、埼玉県深谷市で開かれた車の試乗会で、自動ブレーキ機能が付いた乗用車がフェンスに衝突して2人がけがをした事故で、警察は、自動車販売会社の担当者らがブレーキの仕組みを十分に説明していなかったとして、運転していた客も含め、合わせて4人を書類送検しました。

去年11月、深谷市で開かれた車の試乗会で、自動ブレーキ機能が付いた乗用車が予定のマットの前で止まらず、その先のフェンスに衝突し、運転していた客と販売会社の従業員がけがをしました。
この自動ブレーキは時速30キロまでの低速で走行する際に作動するよう設定されていましたが、警察が調べたところ、事故当時、30キロを数キロ上回っていたということです。
警察は、販売会社の営業部長ら3人がブレーキの仕組みを十分に説明していなかったとして業務上過失傷害の疑いで、さらに、客についても理解が不十分なまま運転していたとして自動車運転過失傷害の疑いで、それぞれ書類送検しました。
客は調べに対して、「アクセルをいっぱいに踏み込んでしまった」と話しているということで、警察は、車が止まらず動揺したとみています。
販売会社の担当者らが書類送検されたことについて、マツダは「今回の事故でお客様や関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけし、改めて心よりおわび申し上げます」とコメントしています。
そのうえで、当面は販売会社への指導や教育を徹底するとし、現時点で自動ブレーキ機能の体験試乗会の再開は考えていないということです。

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