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できごと
【河村直哉の国論】再燃する「韓国軍ベトナム人虐殺事件」から考える…自国の戦争犯罪は振り返らぬ韓国の唯我独尊、「歴史忘れた民族」とは誰のことか
冷静に事実を語らしめよ
自国と他国に対する、この歴史についての真逆の姿勢が歴史問題をややこしくしている。どの国にもそれはありがちなものだが、韓国は極端すぎる。過去を見つめ未来に向かっていこうとする姿勢など、どこにも感じられない。あるのはただただ反日なのだ。
その韓国を取り込んで反日カードに使おうとしている中国も、歴史についての真逆の姿勢では同じ。70年以上前の過去をいま言い募るなら、文化大革命の虐殺の歴史、直近の天安門事件、そして現在、新疆ウイグル自治区などで行っている弾圧を見よということになる。
執拗な歴史攻撃に対して、日本は黙っている必要などない。期せずしてだが今回起こってきた韓国軍によるベトナム民間人虐殺問題は、日本の中からおのずと出てきた反応といえる。ただ、過去の応酬合戦にしなくてよいと筆者は考える。日本は中韓と同レベルに堕するべきではない。
事実を事実として、冷静に語らしめていくべきである。また前回触れたように、慰安婦問題を韓国内であおる「韓国挺身隊問題対策協議会」のような反日団体がベトナム問題でも動いている。日本がそれと一線を画すべきなのも無論である。
(大阪正論室長)
=随時掲載します
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・月刊誌「正論」7月号(産経新聞社)
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