女子生徒26人搬送 熱中症か7月12日 20時56分
12日午後、栃木県真岡市の女子高校で、文化祭に参加していた生徒26人が熱中症の疑いで病院に搬送され、消防によりますと、このうち1人は意識がもうろうとしていて症状が重いということです。
12日午後3時半ごろ、真岡市の県立真岡女子高校で、女子生徒が手足のしびれを訴えていると、学校側から消防に通報がありました。
消防によりますと、生徒26人が熱中症の疑いで病院に搬送され、このうち1人は意識がもうろうとしていて症状が重いということです。
この高校では11日と12日の2日間、文化祭が開催され、搬送されたのは屋外で集団演舞を行っていた3年生と、それを見ていた1、2年生が中心だということです。
栃木県には12日、高温注意情報が出されていて真岡市では、午後3時前に33度3分の最高気温を観測していました。
この高校では11日も演舞の練習などをしていた女子生徒7人が熱中症の症状を訴えて搬送されています。
真岡女子高校の福田平教頭は「きのうのことを受けて、きょうは朝と集団演舞の前に、生徒たちの健康状態をみて、こまめに水分補給をすることなどを指導しましたが、残念なことになってしまった。生徒や保護者の方などにご迷惑をおかけして申し訳なく思っています」と話しています。
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