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試験的な漁で取れた魚試食 福島・いわき7月6日 12時56分
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東京電力福島第一原発の事故のあと、福島県沖の漁は試験的なものに限定されていて、福島県の人が地元の魚を食べる機会が少なくなっていることを受けて、6日、地元で取れたカニやメヒカリを味わってもらう試食会が福島県いわき市で開かれました。
試食会は福島県いわき市の仲買人の組合が開き、試験的な漁で取れたメヒカリのから揚げとヒラツメガニのかに汁、合わせて500食が無料でふるまわれました。
福島県沖では、原発事故のあと対象の魚介類を限定して試験的な漁が行われ、放射性物質の検査で安全性が確認されたものが市場に出荷されています。
水揚げ量が震災前より減っていて、地元の魚を食べる機会が少なくなっているため、会場を訪れた人たちは、久しぶりに食べるふるさとの味をおいしそうにほおばっていました。
68歳の女性は「久しぶりに食べたので、とても懐かしい味です」と話していました。
いわき仲買組合の遠藤浩光組合長は「震災後、地元の魚を食べられない時期もあったと思いますが、やっぱりいわきの魚は安全でおいしいんだと実感してほしいです」と話していました。
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