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 今年3月に公開された映画「魔女の宅急便」のロケが行われた岡山市東区西大寺中の五福通り。昨年6月の撮影後も、映画で使った小道具を譲ってもらったり、作品に登場する風車を手作りしたりして雰囲気を残す。ホウキにまたがって空を飛ぶ主人公を体感できる場所もあり、記念撮影スポットになっている。

 昭和の街並みが残る五福通りは、これまでも「ALWAYS三丁目の夕日’64」(2012年)など映画やドラマのロケ地になってきた。魔女の宅急便はファンタジー要素が強く、メルヘンチックな飾り付けで街の雰囲気をがらっと変えたという。映画では主人公キキが街を飛ぶシーンなどが撮影された。通りには、撮影風景などを紹介するパネルが設置されている。

 映画の舞台にもなったカフェ「茶蔵」では、オーナーの片桐峯子さん(54)が手作りのホウキを用意。店の前で客がホウキにまたがってジャンプする写真をフェイスブックにアップしたところ、見た人らが「自分も飛びたい」とやってくるようになった。片桐さんは「みんな楽しそうな笑顔になる。それを見ると、この通りにエネルギーがまだまだあると感じる」と話す。(望月愛実)