清水謙司、竹久岐史
2014年7月12日02時14分
児童に包丁を向けるなどしたとして、広島県教育委員会は11日、福山市立小学校の男性教諭(59)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。教諭は同日付で辞職したという。
県教委によると、教諭は特別支援学級の担任。昨年9月の調理実習中、児童6人が騒いでいたことを理由に「静かにせえ」と言いながら、包丁(刃渡り16センチ)の刃先を児童に向けた。教諭と児童は約3メートル離れていた。今年6月6日には、包丁の持ち方を指導中、児童1人に「こうやるんじゃ」と言い、刃先を自分の腹に向けて切腹のまねをした。
さらに昨年4月~今年5月、数人の児童の頭などをたたいたり、「うっとうしい、視界から消えろ」と暴言を吐いたりした。保護者らが学校に伝えて判明。児童は「怖かった」などと話しているという。(清水謙司、竹久岐史)
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