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野々村竜太郎・兵庫県議
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 兵庫県議会の野々村竜太郎県議(47)=無所属、西宮市選出=による不自然な政務活動費(政活費)支出問題で、野々村氏は11日、議員辞職願を梶谷忠修議長に提出し、辞職を許可された。一方、議会は野々村氏の辞職後も使途などをめぐる疑惑の解明が必要とする意見で一致。虚偽公文書作成などの疑いで兵庫県警に告発し、受理された。

 県議会は7日に開いた会派代表者会議で、野々村氏の過去3年度分の政活費再調査を決定。しかし、9、11日に議会事務局が実施した事情聴取で野々村氏が従来の説明を繰り返したため、議会の調査には限界があるとして真相究明を捜査機関に委ねることにした。

 事務局によると、野々村氏は聴取に対し、2013年度に豊岡市などを日帰りで195回訪れたとして計300万円を支出したことについて「間違いなく行った」とあらためて主張。しかし、利用した経路などは「記憶にない」「(証明できる資料は)全くない」などと繰り返した。

 13年度には切手購入に計約175万円を充てていたことも判明しているが、郵送先について「発送するたびに送付先リストは破棄している」などと説明。一方、このほかにもさまざまな疑惑が指摘されていることを受け、初当選した11年度から現在までに支給された政活費(12年度までは政務調査費)計約1800万円を全額返納する意向を示した。

 野々村氏は9日の時点で辞意を表明しており、11日に辞職願に署名した。辞める理由については「世間をお騒がせするような事態を招き、県民に多大な迷惑をかけ、その責任をとりたい」と説明したという。

 野々村氏は1日に会見を開き、遠方への日帰り訪問について号泣しながら「精力的な議員活動の一環」などと正当性を主張。議会からは7日に「説明責任を果たせないなら辞職すべきだ」とする勧告文を手渡されていた。(三木良太、岡西篤志)

    ◇    ◇

 【兵庫県議会の政務活動費】政党活動などを除く調査研究のため、条例に基づき、議員報酬とは別に議員1人当たり月額50万円が支給される。所属会派と議員個人にどう配分するかは各会派に任されている。「広報広聴費」や「人件費」など10項目の支出が認められている。2011年6月分から1円以上の全ての支出に領収書の添付が義務づけられた。条例改正により、名称が13年度に「政務調査費」から変更された。

    ◇    ◇

野々村氏に対する県議会の事情聴取(主なやり取り)はこちら

  

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