下司佳代子
2014年7月11日20時55分
野々村竜太郎・兵庫県議(47)=西宮市選出、無所属=の政務活動費をめぐる問題で、梶谷忠修・県議会議長は11日、野々村氏の辞職願を受理した。県議会の各会派は同日、野々村氏を虚偽公文書作成・同行使容疑で県警に刑事告発し、受理された。県警は今後、詐欺容疑での立件も視野に、野々村氏から事情聴取するとみられる。
野々村氏はこの日、神戸市中央区の県庁近くの施設で議会事務局員に辞職願を提出。午後開かれた県議会各会派の代表ら10人による代表者会議で報告された。
会議後に会見した松本隆弘副議長によると、野々村氏は11日、3年間で使った政務活動費計1834万円の全額返還を書面で申し出た。一方、この日と9日の事務局の聞き取りに対しては、多数の日帰り出張などの支出について「記憶にない」などと明確に説明しなかった。
議会は「全額返還して辞職しても説明責任を全く果たしておらず、調査にも限界がある」(松本副議長)と、代表者会議に出席した10人の連名で県警本部に告発した。
また会議では、政務活動費のあり方を見直す検討会の設置を決めた。不十分な収支報告書を修正させるための議長の権限強化や、インターネットでの報告書の公開を検討し、9月に条例改正を目指す。(下司佳代子)
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