事業にはストロングポイントが必要だったり。ラジバンダリ。

Share on LinkedIn
LINEで送る
Pocket

ショッピングの記事一覧   Antenna(アンテナ)

連続でどうも。

働く主夫の鳥井です。

さて、本日二本目の記事で新しいメディア「Lifestyle & Co.」の戦略についてさらに書いていきます。

前回の記事で、出口と投下リソースに合わせて入り口の目標をセッティングしていくという話を書きましたね。

ざっくりですが、

SEO35%、SNS40%、その他25%という感じにしました。

これは、一定量の検索流入を取っていきながらコンバージョンの高い新規のアクセスを安定させる⇛SEO35%

SNSやフィードによるリピーターがロイヤリティの高いUUになる⇛ファン化&一部がヘビー購買ユーザーに&シェアなどで拡散してくれる⇛SNS40%&フィードやダイレクト25%

という感じですね。

最終的にはメディアなので、ゆるっとしたペースで記事の更新数が増えていき検索流入を逆転していく⇛それに追いつくためにゆるっとコンテンツSEOかけていくという姿をイメージしています。

無駄記事を量産したくない、コンテンツ投下を最低限に抑えたい、メディアとして価値を高めたい、収益性を上げたい、記事の品質を担保したいなどの意志から、こういった数値になりました。(もちろん様子を見ながら修正かけますけども)

で、SNSの話をさらにエグッてみます。

AMのソーシャルパワーはどこから来ているのか

上記の方向性のためには、ソーシャル流入を意識しなくてはいけませんよね。

で、タイトルメイクとかソーシャルボタンの設置とかは当たり前として、そもそものソーシャルパワーの源がどこなのかは明確にしておくべきだと思います。

というわけで、AM(アム)のソーシャルパワーを調査。

AM公式アカウント  am_amour さんはTwitterを使っています

まずはtwitterアカウントですね。

にゃるほど。確かにそこそこのパワーありそうです。

ただ、フォロー数とフォロワー数が同じくらいになっているので、相互フォローなどの捨てアカウントも結構入っているでしょうね。この感じは。

リアルなパワーユーザーはこんな感じになりませんからね。フォロワー数が圧倒的に多くなるはずです。ナチュラルに増えたなら。

アカウントの戦略としては、「記事の新着をつぶやく」のと「エゴサーチ」がベースになっている様子。

いくときは30RT超えたりしてますから、結構地味にバズってますね。

やっぱりタイトルとか記事の尖り方がいいんでしょう。それは間違いなく読んでいて思います。

ツイートは一日10〜15くらいなんでしょうかね。

にゃるほどね。

次はfacebookページを見てみましょう。

AM アム

おや、、、

1,670いいね!しかないですね。

だいたい5%〜MAX10%にリーチしていたとしても、160UUくらいしか稼げないはずです。これでは。

しかも、一日に1つしか投稿していません。

twitterと比べると、全然力が入っていませんね。おかしいなぁ。。。

similarwebだと、ソーシャルの流入が32.25%で、そのうちのfacebookの割合が58%という感じだったんですけどね。

アカウントの運用状態だけ見たら、間違いなくtwitterからの流入がほとんどのはずですよ。

だって、月間で29万PV⇛32%のSNS流入は9万PV⇛その58%がfacebookだから55,000PVが流れてきているという計算になるはず。

すんげーバズっている感じもないし、1670いいね!の10%がUUで流入してきて160UUでしょ。

巡回ページとして4PVかけて、さらに30日かけたとしても、20,000弱ですよ。

全然足りないなぁ。。。広告でも出してるのかな。。

でも、内容的に実名のfacebookに向いていない気もするんだよね。フェラとかセックスとか体位とか、そんな記事が実名メディアでバズるとは到底思えないし。

というわけで、その辺がちょっと謎なままになってしまいますね。

ただ、記事を見てみると確かにツイートと同じくらいのfacebookのいいね!が付いている感じ。

おかしいですね。facebookページがあの様子だと、OGPで付いた数値では無いはずなので、どこからやってきたんだこのfacebookユーザーたちは。。。

とりあえず、ある程度のいいね!が外部アクセスから来て付いているようだったら、それがアクティビティに流れて流入経路になっている可能性はあり得ます。ちょっと可能性は低いけど、ありえるっちゃあり得る。

まぁいいか。とりあえず、このアカウント状態に近づけてみて、反応を測ってみるしか無いですね。一旦の目標のセッティングはできました。

案の定、 twitterメインの運用になりそうです。そのへんはリソース投下します。

目標数値を修正しよう

目標数値はとりあえず適当に300万PVとしていましたが、動考えてもマイナビウーマンが77万程度しか無いなら、まぁ無理でしょう。300万は。

というわけで、100万PVを目標にしようと思います。とりあえずKPIのベースはPVでいいかなと。

100万PV⇛SEOから35万&SNSから40万&その他から25万と。

うーん、どうなんじゃろ。

アムが6000フォロワーくらいあって、あのバズり具合だから、、、、軽く4倍くらい必要って感じ??わーお。ちょっと厳しいな。

とりあえず、着地は2万フォロワー位を目指してみましょうか。そうしましょうか。ええ。

facebookは謎なので、、、うーん、とりあえずfacebookページはもしもの時の広告出稿のために作っておいて、とりあえずフィード的な感じで更新情報を流しておきましょうか。そうしましょう。ええ。目標は、、、5000いいね!くらいですか。。。なんとも中途半端ですね。

まぁ今後も、競合媒体のアカウント運用については継続してチェックしていくことにします。

SEOのキーワードを試しに拾ってみた

さて、次はキーワードをちょっとだけエグッてみましょう。

キーワードプランナーで調べてみます。

とはいっても、どういったキーワードか検討もつかないので、その辺のあぶり出しは後でやるとして、ボリューム感とかだけでも見たいですよね。

とりあえず皆目検討がつかないので、アムさんに合わせて「セックス」で調べてみました。

 

セックスのキーワードボリューム

ほうほう。

セックスレス夫婦で2400とな。

いや、意外とあるね。マジで。ビビるわ。

では、次はアムさんのトップ流入源であった「フェラ」で試してみましょう。(卑猥な気持ちは一切ありません。全くもって。)

フェラのキーワードボリューム

きゃーーーーーーーー

わーーーーーーーーー

なんだーーーーーーー

どゆことだーーーーーーーー

qうぇちゅいおぱsdfghjklx¥zxcvbんm※●×( ´゚д゚`)エー(*゚∀゚)\(^o^)/(*´Д`)ハァハァ

、、、、、、、。

 

 

 

ふう。

お茶でも飲むか。。。。

フェラは月間で24万6千回も検索されている

さて、新事実が発覚したところで、僕はもうお腹いっぱいになってしまいました。

なんとなく肌感つかめましたので、もういいです。

ちなみに、24万6千回も検索されている「フェラ」ですが、上位表示されているサイトはこんな感じです。

フェラの上位表示

5位と6位にアムさんが、、、、

なんか衝撃的ですね。

検索ボリュームもそうですが、上位表示がほとんどAVとかアダルトグッズの販売サイトの中、煌々と輝くアムさんの尖った記事。

もはやフェラといえばアム。アムといえばフェラでございますよ。これは。

いや、今回のメディアがこっち路線に攻めるってわけじゃないですよ。試しにアムさんをサンプルにエグッてみただけです。安心してください。

いきなり明日から「フェラについての記事を書け」とか言いませんからね。

(ってか俺が指示出したらセクハラとかで捕まったしないの?マジで心配になってきた。)

とりあえず、超絶ビッグボリュームキーワードですよ。24万といったら。

頭おかしくなりそうです。もう寝たいです。

というか、僕のgoogleドライブのフォルダに、「フェラのキーワードボリューム」とか「フェラの上位表示」とかいう名前の画像ファイルが存在してしまっている事自体が既に恐怖でしかありません。

怖いです。怖い。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

とりあえず、、、、、勝ちました

はい、もう分かりました。だいたい分かりましたのでもういいです。

もうこれ以上は書きません。許してください。これ以上フェラという単語をタイピングしたくないです。

とりあえず、ザルすぎて余裕で勝てることだけははっきりしました。

もう余裕すぎて勝利を確信できるレベルでした。

この先は死ぬほど地味な仕事になりますが、コツコツとクロール回しながらgoogle先生と仲良くやっていこうと思います。

月間で1万〜2万くらいの流入になるキーワードゾーンをそうですね、、、10とか20くらいが当面の目標でしょうか。

とりあえずは100万PVの35%を目標にして、コツコツやっていきます。

もうそれは地味で誰もやりたがらないことを嬉々としてやっていこうと思います。

事業のストロングポイントについて

さて、事業にはストロングポイントがなくてはいけません。

できれば、競合優位性の高いものが良いです。

今回コンテンツSEOと媒体運営のインバウンド設計に関しては完全に競合優位性になります。

これはもう、上位表示できるサイトが10サイトしか存在できない以上、間違いなく実力勝負になる。

その上で、ある程度の状況までは競合優位性を担保できるとは思っていはいます。

しかし、それでは足りない。

もう一つの目玉というか、今回の企画で実現したいことが「メディアのEC化」という流れです。

ただし、これはもう既に競合が実践しているものだし、さらに言うと「ただメディアにECサイトをくっつけただけ」ではUIをいじれば一瞬でコピーできてしまう。

全くもって競合優位性にはならないわけです。

それじゃあつまらないですよね。せっかくやるんだから、オンリーワンなストロングポイントが欲しい。

そのポイントに関しては、「コンテンツSEOやインバウンド設計の実力」の他に、さらに2つ考えています。

一つ目が、リアルイベントの運営。

これは行動する出口を創るという意味なんですが、メディアに触れた読者が実際に行動したくなったり、一歩踏み出してみたくなったりした時の受け皿を作ってしまうという考え方です。

人間には一貫性の法則というのがありまして、「ただ情報を受け取る読者」と「行動したユーザー」では雲泥の差、天と地の開きがあるというわけです。

一度行動すると、人間にはその方向性に進む慣性の法則が働きます。

これは、つまり過去に行動した自分を肯定するために発生する自己正当化機能なんですが、まぁつまり行動させることは非常に価値が高いってことです。

ただの媒体ではなく、行動を伴うきっかけになる媒体にすることで、読者の依存度を高めて購買率やリピート率を高めることができるんじゃないか。

そんな戦略が見え隠れしているというわけですね。

ただし、ここに関しては自前でイベント運営をする以外にも選択肢はあり得るので、色々と探りながら最適化していく予定です。

二つ目が、購買までの導線強化。

これはまだ未定なのですが、例えば他の媒体ならどうしているかというと。

キュレーションメディアのアンテナなんかは、既に媒体をベースにトラフィックを集めて、そこにECを当て込んでいますよね。

ショッピングの記事一覧 | Antenna(アンテナ) 

これは賢い。もう果てしなく賢いと思う。マジで。

ガチでEC化したり広告収入を目指しているのであれば、どう考えても自前でメディアを作ってグロースするよりも、キュレーションメディアの方が早いしコストも低いに決まってる。

素晴らしいと思います。

ただ、僕はそれでも「コンテンツ元」になることにこだわっていきたいなと思っている。

それは常に川上を狙っていく、胴元になるという考えがベースにある僕の設計基準のせいなんだけど、その辺はこの記事で的確に表現してくれていたので、興味のある人は読んでみたらいいですよ。

「ネットはオールドメディアが圧勝」――川上量生ドワンゴ会長インタビュー(上)|Close-Up Enterprise|ダイヤモンド・オンライン 

話がそれたけど、ではアンテナはどういった方向性でECの購買に繋げているのかというと、

記事広告

に近いような設計になっている。

商品ページに、ちょっとした紹介文がおしゃれな感じでくっついてるんだよね。試しに下記のリンク先を見てもらいたい。

ショッピングの記事一覧 | Antenna(アンテナ) https://antenna.jp/shopping/164/0#!detail541006

傘の商品を紹介しているページなんだけど、こういったおしゃれな紹介ページを記事の間に刺し込んだりしている。

さらに、クリップしたりフォローしたりできるWEBサービス化しているので、キュレーションサービスの中でさらにキュレーションができるような素晴らしい設計になっている。

センスあるわ。。。。マジで。。。

ただ、僕はあくまでコンテンツ元であるメディア運営にこだわっていきたいと思っている。

そうなると、キュレーションメディアのような形での導線とは全く設計が異なってくる。

キュレーションメディアの場合は、サービス自体への帰属度を高めていくための施策を取って、そのまんま滞在時間⇛記事広告でコンバージョンという流れになっていると思う。

でも、内製記事だけで勝負していくメディアの場合は、むしろ「ライター」や「記事」自体の個性に集まったロイヤリティを、どうやって直結してコンバージョンに誘導するのかという話になってくる。

それは、もう記事の文末をどうするのかとか、記事にこめたメッセージをどう活用するのかとか、記事や書き手の個性をどう導線に利用するのかとか、そういったコンテンツとの連動性で勝負するという話だ。

決して、WEBサービス化するつもりは無い。(なぜなら運営が非常にシビアでかつ動きの早いものになるからだ。デファクトが取れなかった場合のリスクが大きすぎるため、資金を調達していない限り絶対にその手のWEBサービスは手を出したくないと思っている)

というわけで、話がブレまくっているけども、

●記事とライターの個性をどうやって購買コンバージョンに繋げるか

という話を、色々な角度から詰めていく必要があるということだ。

まぁ既に案はいくつかあるし、あとは開発のレベルとかサイトのグロースに合わせて細かくハックしていきます。

まとめ

全くもってまとまらないけども、つまり

事業にはストロングポイントが必要だよ

という話だ。

実際に、この先メディアがどういった動きをするのか、是非面白く見守ってもらいたいと思う。

今日は以上。

Share on LinkedIn
LINEで送る
Pocket