ベネッセ導入の自治体 確認急ぐ7月11日 18時51分
岡山県赤磐市は、ベネッセコーポレーションが開発した通信教育用のタブレット端末を、この秋から一部の小学校に試験的に導入することを決めていますが、ベネッセの利用者の個人情報が大量に流出した問題を受けて、タブレット端末を利用する児童の個人情報の管理態勢に問題がないか、会社側に早急に確認したいとしています。
岡山県赤磐市は、ベネッセコーポレーションが開発した通信教育用のタブレット端末で、子どもたちが休み時間や放課後に学ぶことで学習意欲を高めてもらおうと、ことし9月から市内の一部の小学校にタブレット端末を試験的に導入する協定を、個人情報の流出が発表された前日の今月8日にベネッセなどと結びました。
ベネッセによりますと、タブレット端末を使った児童の名前と学習履歴が会社側のコンピューターに保存される仕組みになっていて、個人情報が大量に流出した問題を受けて、赤磐市教育委員会は児童の個人情報の管理態勢に問題がないか、会社側に早急に確認したいとしています。
赤磐市の友實武則市長は「市民に安心してもらえるよう、情報漏えいが起こらないことを確認したうえで、事業を推進していきたい」と話しています。
ベネッセコーポレーションは「児童の情報は一般の顧客情報を管理するコンピューターとは別のサーバーで管理しており、情報漏えいの心配はない。早急に説明したい」と話しています。
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