仙洞御所
2014-04-22 | 街
週末に、京都に行ってきました。
京都御苑の中の白ジャリの道をサクサク歩いていくと、仙洞御所(せんとうごしょ)があります。
仙洞御所は、1630年に、後水尾上皇(ごみずのおじょうこう)の御所として建造されたもの。
後水尾天皇は14歳で天皇となり、33歳で退位して上皇となった。
84歳で崩御されたが、修学院離宮を造営したことで有名。皇后は、家康の孫の徳川和子。
この庭園は、静岡や浜松にゆかりの深い、小堀遠州が作庭したとのこと。
北池にある舟。秋篠宮悠仁様も舟遊びをされたらしい。
南池の出島。当時の様子が、そのまま残っているらしい。
醒花亭(せいかてい)という名の茶亭。
茶亭からの風景が、表紙の写真で、桜と州浜、八ッ橋などが美しい。
気になったのは、この写真。
ソテツが植わっています。どういう経緯で、場違いなソテツが植わっているのか。
首里城の琉球庭園は、ソテツ。
家康の承認を得て薩摩藩が琉球王国に侵攻したのが1609年。
その後、琉球王国の文化や植物が国内にもたらされたから、沖縄と関係があるのかな。