PRPは加齢に伴うお悩みをご自身の血液を利用した注入療法のみで改善する治療です。ご自身の血液を利用しますから、安心で安全。感染症などの心配がありません。もちろん、従来のレーザーやRF施術との併用治療も可能です。
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PRPはご自身の血液を利用して行なう再生医療のひとつです。失われた組織や器官の再建を行なう再建外科の中でも、「自分の生きた細胞から失った組織を再生させる」という組織工学に基づいたこれらの方式は、副作用などの問題がない安定した治療として、潰瘍治療をはじめさまざまな分野で研究と応用がすすめられています。例えば、歯科領域では歯周組織再生法(インプラント治療)にPRP(多血小板血漿)が導入され、その再生スピードの早さで話題を集めてきました。さらに、痛みへの不安を回避できることもPRPの魅力のひとつ。美容医療領域の当クリニックにおいてもPRPは、導入以降、またたく間に人気メニューのひとつとして定着しました。
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「PRP(Platelet Rich Plasma)=多血小板血漿」とは、わたしたちの血液中の血小板を高濃度に濃縮させた液状成分のことで、創傷治癒を促進する作用があります。創傷治癒とは、傷などのダメージを修復し、再生する働きのことです。
1. 組織再生や創傷治癒の役割を担う血小板が、まずは傷口をふさぎ、止血をはじめます。
2. 生体防御の役割を担う白血球が毒素を輩出し、細菌を除去していきます。
3. 免疫システムの一翼を担うマクロファージ細胞が、死んだ組織をきれいに片づけます。
4. 線維芽細胞の増殖を促進するグロースファクター(細胞成長因子)が分泌をはじめます。
5. うるおい成分を生み出す線維芽細胞が、コラーゲンの分泌をはじめます。
6. たっぷりとコラーゲンをふくんだ肉芽組織の修復により、肌組織の再生がはじまります。
★例えば、赤ちゃんのようなもちもち肌をめざして生まれた治療にサーマクールがあります。この術式はRFというエネルギーを利用し、表皮を全く傷つけることなく肌の内側のみを刺激して、上記のような創傷治癒を内部でうながすしくみとなっています。
このように、自分の血液から生まれた強力な美肌エッセンスは、コスメでは太刀打ちできないといっても過言ではないでしょう。PRPは、わたしたちが生まれつき持っている治癒能力をMAXまで活用しようと試みた、最新の科学的アンチエイジング療法です。
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カウンセリングをおこないます。 |
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注射針による痛みを軽減するため、事前にジェル麻酔を塗ります。 |
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採血を行います。 |
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血液を遠心分離器にかけて調整します。 |
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気になるしわ・たるみの部位を中心に注入していきます。 |
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●注射の際には、少し痛みを感じるかもしれません。
●施術時間は、トータルで約1時間。
●施術後は、多少赤みと腫れがみられます。
●メイクは、3時間後よりOKです!
●腫れは2〜7日、皮膚のごわつきは3日ほどで改善します。
●内出血が出た際は、5〜7日ほどで改善します。
●効果を実感できるのはおよそ2週間後〜(個人差有り)。
●数カ月かけて、日々肌が生まれかわっていきます。
●繰り返し治療や併用治療が可能です。
●ご自身の血液を利用しますから、安心で安全。
●ご自身の再生力を利用して若返るので、自然な仕上がりです。
○まれにあらわれる副作用
しびれ感・灼熱感・皮下出血・頭痛・過敏症
※ほとんど一過性ですが、症状が強い場合はお気軽にご相談ください。
○施術前の注意点
患者さまの体調によっては一度の採血で分離できず、再度採血する場合もあります。
○施術後の注意点
治療当日は、飲酒や熱い湯船での入浴はお避けください。 |
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注入部位をマーキング。
一年ぶりのPRP、久しぶりの注入が楽しみです。 |
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これが僕の血液からつくった成長因子が凝縮されたPRP。 |
いよいよ注入。通常、患者さまへの治療は目を閉じていただきますが、今回は特別に治療範囲や深さ、反応などを確認するため鏡を見ながら注入してもらいました。塗る麻酔と特注の極細針のおかげで痛みも気になりません。
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目元からホウレイ線まで少し広い範囲に注入したこともあり数日間のむくみがありましたが日々、ハリを実感。これまでコラーゲンなどの注入でなければ改善が難しかったホウレイ線への効果も期待できそうです。この後の経過を楽しみながら、患者さまへもおすすめしていきたいと思います。 |
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●54歳女性2ヶ月経過 |
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●72歳女性2ヶ月経過 |
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●72歳女性2ヶ月経過 |
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●42歳男性7ヶ月経過 |
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