日本プラントロニクスが、ネックバンド型kBluetooth ヘッドホン BackBeat FIT を発表しました。P2iの撥水ナノコーティングを施した防滴仕様で、汗や多少の雨への耐久性を高めています。
ネックバンド部は弾力性のある素材で、収納時は小さく丸められるようになっています。
イヤホン部にはネオジム磁石を用いた13mm 径ドライバーを搭載。左右のハウジング部には各種操作ボタンがあり、右側には通話応答用のボタンと電源ボタン、左側には音楽の再生/停止/曲送り用のボタンおよび音量調節ボタンがあります。
ジョギングなど屋外でのワークアウトでは周囲の環境音が聴こえるほうが良い場合もあります。BackBeat FIT には周囲の音も聴こえるイヤーピースが付属しており、密閉タイプのイヤーピースとも好みで使い分けられます。また、イヤホン部は前後20度の角度調節が可能です。
Bluetooth 3.0 に対応し、搭載するプロファイルは A2DP /AVRCP /HFP /HSP。コーデックは接続機器を選ばず、音質を高めたという「HQ カスタム SBC」。最大8台まで登録しておけるマルチポイント接続に対応します。マイクを内蔵しており、スマートフォンなどとペアリングしていればハンズフリーで着信応答や発信が可能です。
バッテリーは最大で約8時間の音楽再生が可能。通話なら約6時間。連続待受は最大約14日。電力消費を抑える「DeepSleep」モードをつかえば最大で6か月ほど、バッテリーの状態を保持できます。充電時間は最大約2時間。
ヘッドホン全体の重さは約24g。専用ポーチと、スマートフォンや携帯音楽プレーヤーを収納できるアームバンドが付属します。
カラーラインナップはブルーとグリーン。夜間のジョギング時に車から認識されやすい反射素材を採用しています。
BackBeat FIT の発売日は7月17日。税込みの店頭予想価格は1万4800円。
ちなみに、BackBeat FIT の撥水コーティングを行う P2i は、英国防省からスピンアウトしたコーティング専門企業。衣服から医療機器、F1マシンのフロントノーズ、軍関係に至るまで様々な物に撥水コーティングを施す技術を持っています。ガジェット関連ではモトローラの XOOM 2、Moto X などが P2i のコーティングを採用しています。また、昨年初頭にはアップルをはじめ携帯電話メーカー各社にも採用の動きがあると報じられていました。
下はモトローラ XOOM 2 の撥水コーティング紹介動画