農政改革の進行をにらみ、企業の農業への参入が広がっている。農地を借りた企業数は2013年末に前の年から3割増え1000社を突破。先行したイオンなどの小売り大手は大規模化に着手した。ワタミは出資する農業生産法人を通じ農地を取得した。製造・運輸業界も本格展開をうかがう。ただ、企業が借りる農地面積は耕作面積(約450万ヘクタール)の1%にも満たない。農業再生につながる一層の規制緩和が必要になりそうだ。
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ワタミ、セブンファーム富里、青柳俊彦、九州旅客鉄道、農業、桑原豊、セブン&アイ・ホールディングス、イトーヨーカ堂