銀行やクレジットカード会社との取引がある企業に勤めているのであれば、必ずといっていいほど経験するクレジットカード加入のお誘い。
『付き合いでいいから1枚、クレジットカードを作ってくれないかな?実績足りないんだ…』と言われる、アレです。気持ちはわからないでもないのですが、正直、付き合いでも不要なクレジットカードなんて作りたくない…という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は雑談がてら、仕事上頼まれるクレジットカード作成の断り方について書いてみたいと思います。
付き合いカードの断り方:
ブラック属性をアピールする:
一番簡単なのは、『クレジットカードを作ってあげたいんだけど、私は作れないんですよ…』ということをアピールすることです。要するにクレジットカード審査にどうやっても通らない状況をアピールするのですね。
- すいません、私、事故歴あるんですよ。
- ごめんなさい、私ブラックなんです。
といえば、銀行やクレジットカード会社の社員であれば、『ああ、それは仕方ないですね』と対応してくれます*1。
但しこの方法は自分自身の会社内での立場も悪くする可能性があるので、使い方次第です。なにせブラック属性であるということはお金にだらしない、もしくは過去になにかヤラかしてしまった経験のある人間である可能性が高いので、そこまで大げさではないにしろ、下手に社内に広まると出世に影響が出てしまうこともあるかもしれません。ご注意ください。
とりあえず作って解約する:
無難に世渡りをし、相手先にも好印象を残したいのであれば、『加入後4~5ヶ月で解約していいですか?』と伝えてカードを作るのがベストです。
これだと相手の獲得実績にも貢献でき、且つ自分は不要なクレジットカードをすぐに処分できる方法なので、相手を立てつつ自分の損失(?)も最小限に留めることが出来ます。
クレジットカードを勧誘している側は、カードを作成してもらっても1ヶ月程度で解約されてしまっては実績になりません。そのためこの4~5ヶ月の緩衝期間が重要になるのですね(銀行やカード会社によって、この○ヶ月という基準は違いがあるので、相手に対して何ヶ月で解約しても良いのか?と聞くのもアリですよ)。
キッパリ断る:
これが一番難しい方法ですよね。交渉相手が銀行やクレジットカード会社の社員であれば問題ないのですが、時には社長や上司から『取引先銀行の方が困っているんで、1枚協力してくれないか?』なんて頼まれたらもうお手上げ。よほどの理由を並べないと断ることなんて無理だと思います。
それでも多少効果があるであろう言い訳としては、
- すでにカードを10枚以上もってるんですよ
- 自分、現金主義派なのですいません(あんまりクレジットカードが好きじゃないんですよ)
ということも出来ます。しかしこれも上手な世渡り術とは言い切れないので、難しいところですね…。強く断るってほんと難しいです。
わざと審査に落ちるようにする:
最後はちょっと使えない方法を…。クレジットカード申込を快諾して申込をするものの、その審査で強制的に落ちるようにする方法です。
例えば生年月日や氏名をあえて間違って入力する…と言った方法のこと。しかし、こちらは自分自身の信用情報を著しく汚してしまう可能性があるのでお薦めはしませんん。場合によっては刑事罰にも問われます(他人になったふりをして申込をするわけですからね)。
他には銀行印を違うものにして申し込む…と言った方法もあります。これなら審査に落ちる確率は高くなりますが、100%ではないので電話等で確認が入るだけかもしれません。
断りにくいですが頑張って断りましょう:
以上、『付き合いでいいから作ってくれ!』と頼まれるクレジットカードの断り方、対処方法のまとめ…でした。
勧誘されたクレジットカードが不要であるのならば、そのカードを発行している会社にとってもメリットなど全くない勧誘です。あなたが1ミリもカードが欲しくないなら、毅然と断るようにしてくださいね。
*1:人によってはそれでも申込だけしてみましょうよ…としつこく勧誘してくるケースもあるかもしれませんが、その時はそのお願いしてきている社員が薦めているカード会社に事故歴がある旨を伝えると大丈夫でしょう。