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ロンドン株式市場=続落、金融サービス株に売り

2014年 07月 11日 02:36 JST
 
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[エジンバラ 10日 ロイター] - 10日のロンドン株式市場は、FT100種総合株価指数.FTSEが45.67ポイント(0.68%)安の6672.37と続落して取引を終えた。ポルトガル最大の銀行バンコ・エスピリ ト・サント(BES)(BES.LS: 株価, 企業情報, レポート)の健全性への懸念から欧州の金融株に売りが集中し、全体水準を押し下げた。

投資家は比較的安全とされる金などの資産に資金を移し、FT100種は主要な下値支持線を割り込んだ。6685ポイント近辺の200日移動平均線も下回った。

金融サービス株が最も大幅に下落した。銀行や保険、ファンドマネージャーの各業種を合わせた値下がり幅はFT100種全体の下落幅の約3分の1を占めた。CMCマーケッツのトレーダー、ジャスパー・ロウラー氏は「金融部門を筆頭に相場が下落した。FT100種の金融株はほぼ全銘柄が売られた」と述べ、BESの経営状態への不安が欧州全土に広がったとの見方を示した。

金融サービスのハーグリーブス・ランズダウン(HRGV.L: 株価, 企業情報, レポート)と建機レンタルのアシュテッド(AHT.L: 株価, 企業情報, レポート)が大幅に売られた。ロンドン証券取引所(LSE)グループ(LSE.L: 株価, 企業情報, レポート)も3.1%の下落。カタール政府系ファンドのカタール・ホールディングが保有するLSE株2億6010万ポンド(4億4300万ドル)分を1株1915ペンスで売却したとの関係筋の話が嫌気された。

一方、高級ブランドのバーバリー(BRBY.L: 株価, 企業情報, レポート)は、四半期の売上げが好調だったことが好感され、株価が3.2%上昇した。

 
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