東京大改造

飯田橋駅はカーブも勾配もきつかった！

2014/07/11

　東日本旅客鉄道（JR東日本）が7月2日に飯田橋駅を改良すると発表。カーブしているホームを新宿方面に約200ｍ移設して直線化し、西口駅舎も建て替えて駅前広場を整備する。

　周辺では、駅西口再開発事業により、6月に「飯田橋サクラパーク」が竣工した（関連記事）。オフィス・商業棟「飯田橋グラン・ブルーム」や住宅棟「パークコート千代田富士見ザタワー」から成る。商業ゾーン「飯田橋サクラテラス」は、出店店舗が決まり10月にグランドオープンを迎える。

　ホームの移設と駅舎のリニューアルで大きく変わろうとしている飯田橋駅。駅周辺を歩きながら、これまでの成り立ちを振り返ってみた。

市ケ谷駅寄りの新見附橋から飯田橋駅を見る。外堀と飯田橋サクラパーク（写真右）の間を中央快速線の上り電車が行く。手前の建物は住宅棟のパークコート千代田富士見ザタワー（写真：大野雅人）

飯田橋駅ホーム東端から西口側を見る。ホームの一部は写真右側へ向けて傾斜している（写真：大野雅人）

上空から見た1984年の飯田橋駅付近。急曲線上にあるホームの東側には、当時の飯田町駅や貨物ヤード、後楽園競輪場や後楽園球場も見える（資料：国土地理院）

飯田橋駅ホームは、急曲線のうえ、さらに急勾配の途中に設置されている（写真：大野雅人）

中央快速線下り電車が飯田橋駅脇を通り過ぎる。写真右の緑地は、旧飯田町駅時代の引き上げ線の跡（写真：大野雅人）

左カーブ・下り坂の線路を行く中央・総武緩行線各駅停車の下り電車。ホーム下に注意を促す明かりや転落検知マットが見える（写真：大野雅人）

飯田橋駅改良計画の断面イメージ図（資料：JR東日本）

飯田橋駅改良計画の平面イメージ図（資料：JR東日本）

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